最近の755のダミー騒動を観て思ったこと
「ほんのちょっとした傷」が原因で、人は歪んでしまう
生まれつきの「悪魔」はいない、とおれは今のところ思っている
みんな、誰でも最初は純粋無垢な赤ん坊として生まれてくる
でも、ある時受けた「ほんのちょっとした傷」が原因で、人は歪み、獣になってしまう
真っ白い布であればあるほど、黒い墨がほんのちょっと垂れただけでも、真っ黒に染まってしまう
心の傷
心の傷
いわゆる、トラウマだ
人間は、傷をおった時、多くの場合、まずそれを「覆い隠し」て、かばおうとする
傷を「無視」して、それを忘れようとする
でも、それは結果的に、放置した傷をさらに膿ませることになってしまい、逆効果になる
その膿んだ傷が、人を闇へと引きずり込む
それが原因になり、人は恨み、怒り、攻撃する
「私だけが傷つくなんて、不公平だ!!」
でも、それは最終的に、その人自身の傷をさらに深くすることになってしまう
どつぼ
ならば、どうすればいいのか、、、?
その傷を、「太陽の下にさらす」しか、ない
つまり、その傷と向き合い、受け入れるしか、ない
でも、それが簡単に出来たら、苦労しないんだよなぁ(笑)
傷を直視するのは、本当にしんどい
でも、見ないと始まらない
じゃあ、どうすれば、、、
その傷を、「赦す」しか、ない
「こんなひどい傷、嫌だ!こんな傷は、私にはない。こんなひどい傷を負っているのは、本当の私じゃない!!」
でも、傷は、ある、、、
傷をさばいて、それを押し入れに突っ込んで隠したくなるのが、人の心の自然な動き
でも、それを赦し、受け入れない限り、いつまでたってもその傷を治すことは出来ない、、、
でも、難しいよ
難しいよ、、、
みんなそれが出来ないから、世の中こんなにもいろいろないがみ合いがあるんじゃないのか、、、
悲しくなってくるな
握り締めた傷をlet goし、太陽の下にさらすには、傷と向き合うには、どうすればいいのか
もし、「そんなあなたが、いいんだよ。そんな悲しい傷もすべて含めて、あなたを愛しているよ」って言ってくれる人が一人でも、一人でもいたならば、、、
救いは、あるのかもしれない
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