東 三郎のトーク
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東 三郎 ー東 三郎の愚かな人生話3ー
僕は現実を見ず、逃避ばっかりしている人だった。
逆に、妄想や夢を見ることが得意ものだった。
例えば、勉強面では自分は誰よりも頭がよく、成績はいつもトップだと妄想していた。
けど、現実ではうまく行かず、成績は真ん中か下の方…
僕はそんな現実を嫌い、妄想を支持して逃避し続けてきた。
恋愛面では自分はたくさんの女子に告白され、付き合えば何年も続くと妄想していた。
けど、誰からも告白されず、何回も自分から告白したことあるが、どれもダメ…
結局、彼女いない歴と年齢が一緒になってしまう寂しいことに…
が、それでも現実を逃避し、妄想をし続けた。
そして、何もかもがうまくいかず、挙句の果てに、これは運(命)のせいだ(運が悪い、ついてない)、人のせいだと思い込むようになった。
自分は実に愚かだ、そう気づいたのは福澤諭吉の『学問のすすめ』を読んだ時であった。