春はどこから来るのか？ 風が止んでしまった日は なぜか走りたくなるんだ 僕がどこかへ走らなきゃ 地球がまわらなくなるよ 校舎の窓に反射した 空の雲は止まってる 自分のほうが動かなきゃ 欲しいものは手に入らない 君はずっと変わらないまま クラスメイトの１人で 仲は良くなんてないけど そんなに親しいわけでもない 誰にも相談できずに 遠くから思ってるのに １年過ぎても全然 僕たちの距離は埋まらない 何か聞こえないか 恋の足音が OH YEAH！ OH YEAH！ 春はどこから来るのだろう だってね不思議じゃないか 木枯らしに凍えてたのに ある日突然気づくんだ 通学路の桜の木が いくつか芽吹いていることに そういう感じでやって来ないかな 僕たちの春 風はやがて吹きはじめて 何かを思い出したように 裏の団地のベランダで 洗濯物も揺れている 地球はまわっているから 季節はまためぐるだろう 君を何度も好きになって 何度も切なくなるんだ 言葉にしないよ 胸にしまっておく OH YEAH！ OH YEAH！ 春いつ頃来るのだろう 出来るなら知っておきたいよ 何にも気づかないなんて 勿体ないかもしれないし そうずっと待ってるだけじゃ 緊張しすぎてしまうよ 迎えに行って僕がつれてこようか 遅すぎる春 制服の肩に 桜の花びらがのっていた 僕がそっと指でつまみ 君にあげた 春がどこからやって来るかついに 見つけたよ 恋はどうはじまるのだろう いつのまにか好きになってる どういうきっかけだなんて いつだって覚えていないし 少しずつ引かれてく途中 ちゃんと見ていたかったのに 見上げた桜はいつも満開だよ 気づいたら 春はいつ頃来るのだろう 出来るなら知っておきたいよ 何にも気づかないなんて 勿体ないかもしれないし そうずっと待ってるだけじゃ 緊張しすぎてしまうよ 迎えに行って僕がつれてこようか 遅すぎる春 春一番だ