ゆうこりんのトーク
トーク情報- ゆうこりん
ゆうこりん Amazonプライム・ビデオ『リバー、流れないでよ』
⚫︎制作:ヨーロッパ企画
京都を拠点に活動する劇団「ヨーロッパ企画」。監督始め、ほとんど俳優所属。
貴船神社の料理旅館“ふじや”
突然、時間の『ループ』が二分間隔で起こるという設定でそれぞれの群像劇。
最初は全員驚き慌てふためくが、5〜6周目以降になると落ち着いていく行動の取り方がユニーク。
発想といい、演技の「芝居っぽい」ところも、【劇団】集団の作品だと伺える。カメラがFIX画面でも微妙に揺れて、さも家庭ビデオでも見せられているような感覚になる。
しつこく繰り返されるニ分間隔程の場面を見ながら、“オチ”はどうなるのか、期待が高まる。
少しずつ変わっていく天候と行動の進化がそうさせるのだろう。
人は“初めて”の体験には、冷静では居られないが、予想がつき始めると急に落ち着いて余裕が出来てしまうものだ。しかし、繰り返しが過ぎるとどうなるか…
ドタバタ感をコメディ的に観ていく。
ラストまでの流れで、「人が限られた時間の中で出来ること。」「一人では成し得ない成功ほど大きい。」の一連が伝わってくるようだ。
※『感想』を伝える練習です😅 - ゆうこりん
ゆうこりん 『森の中のレストラン』(もりのなかのレストラン)
2022年11月19日公開
監督:泉原航一
主演:船ヶ山哲
ヒロイン役:畑芽育
人それぞれに苦悩を抱え、残酷な環境から逃れられず、生きる意味を見失うことの恐ろしさ。やりきれなさ。
そういう胸の苦しい思いがずっと底に流れていて、ひと時の『幸福な時間』が美しく輝いている。
タイトルの“森の中のレストラン”と風景が、色鮮やかでとても綺麗だ。料理がとても素晴らしく、彩り良く美味しそう。
若いヒロイン、畑芽育の演技が心を打つ。
ラストの幸福感には救われるが、一生拭えない暗鬱なものを完治出来るほどの『穏やか』な時間がたっぷりと続きますように🙏と願わずにはいられない。
※Amazonプライム・ビデオで鑑賞