ゆうこりんのトーク
トーク情報ゆうこりん ジョージジョージ 千原ジュニアさんのYouTubeチャンネル、僕も拝見しました。
ご長男さんは「冤罪だ」ともっと強く言いたいのでしょうが、世の中が犯人は林真須美さんと決めつけている為、言えないのでしょう。
事実だけを書きますね。
この事件は元朝日新聞峯村記者の捏造記事から林家が疑われる様になり、和歌山県警科捜研の捏造証拠が証拠となり(民事裁判では明らかになっています)他の事件で冤罪判決を出した裁判官(二審)が死刑判決を下しています。
林真須美さんがカレーにヒ素を入れた証拠は裁判でも証明されていません。
証拠も和歌山県警の捏造と民事裁判で証明されています。
林真須美さんは26年間1度も自供していません。
そして無差別殺人を起こす動機も裁判で証明されませんでした。
どれくらい冤罪の可能性が高いかと聞かれれば、袴田事件よりも高いと僕は断言します。
酷い話ですよ。- ゆうこりん
ゆうこりん 【月】
2023年10月13日公開
監督: 石井裕也
フォトグラフィックなカメラワークのカットと、いつも夜のような施設の中の重く、不気味ささえ感じる映し方が印象的。
日常に戻ると色彩を取り戻して、ホッとするのも束の間、主人公の洋子の常に悲しげで深刻な表情。
オダギリジョーってあんな優しいどこか正気のない表情だっけと感じるほどの柔らかくも秘めた役柄。
そして二階堂ふみが澱みのある良い演技だ。
冒頭は津波の後であろう、
暗くて見えない。
稲光りの様な光が世間全体を晒して、見えていなかった美しくないものを暴き出す様だ。
辛辣な陽子(二階堂ふみ)が洋子に
「都合の悪い部分を全部排除して、希望に塗り固めた小説書くって……善意の形をした悪意なんじゃないですか?」というセリフが後半の犯人さとくんの狂気へのスタートに感じた。
「何のために生まれてきた?」
何度か繰り返されるセリフ。
さと君こと、磯村勇斗の段々と増していく存在感。狂気と現実。
隠された本音とは無駄で非生産的なものを排除することと狂っていく。
長尺で重くてため息が出たが、飽きずに観ることができた。
しかし、この事件は重い。
三日月が美しく怖い。
この映画のTHE ENDのやり方…どこまで観衆に背負わせるのか、突きつけるのか…
私自身、どう考えていくのか、複雑だ。
※原作は「津久井やまゆり園」で発生した元職員による『相模原施設殺傷事件』を元に着想を得た作家・辺見庸の同名の小説。
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