メンタルクリニック(いわゆる精神科)に行ってきた
子供の頃からの積み重ねが、崩落しどん底に落ちたまま戻ることが出来ず、生きたいも死にたいも無くただ呆然と生活するだけになってたから
こんな苦しい思いをして生きるくらいなら、死んだ方がマシと少し前までは思ってた
けど、実際は死ぬ勇気なんてないし、少なからず寂しがってくれる人はいるから
生きるのにこれ以上の苦しみは耐えられないと思って、人生最大の助け舟に手を伸ばしてみた
診断名を貰えることを少しだけ期待してたから、貰えなかったのは残念だったけど、確実に助けてくれる相手に、荷物を預ける事が出来てほんの少しだけど楽になった
診察の後に、カウンセリングを受けて色んな話を聞いてくれたんだけど、推しについての話を掘り下げて聞いてくれて
好きになったきっかけ とか、どこが好きなの とか、いなくなった今どういう感情 とか
せなたんの事を話して、自然と涙が出てきて
他の話では、うるうるもしなかったのに、せなたんの話をした時だけ涙が出てきた
それで気がついた。
やっぱりワイにとって、せなたんの存在って大きすぎたんだなぁって。
大袈裟でもなんでもなく、本当に生きる意味だったし、本気で愛してたからこそ、パッタリと何も無くなってしまった事が、自分にとって大きな傷だったんだなって。
いつか連絡をくれるかもしれない、急に家にやってくるかもしれない。
でも、そんな事あるわけない。
そんな事を毎日毎日考えて、
かもしれない と あるわけない を
ひたすら繰り返して
自分だけが依存して、叶わない恋をしていた事実が寂しくて、むなしくて
頭では分かっていたけど、言葉にするとやっぱり苦しくて
行き場のない感情が解き放たれた瞬間だったのかな
でも一つだけ嬉しかったこと。
本気で人を愛することが出来ていた
って事が分かった
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