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久我 雄三

遅ればせながら「そして、バトンは渡された」見てきた。 映画を見て、こんなに涙が出続けたのは初めてだった。「7番房の奇跡」や「湯を沸かすほどの熱い愛」を見た時も涙が出まくったが、こんなに長い時間涙が止まらない映画は、今までなかったと思う。 優しい泣き虫な女の子と 狙った男は逃さない強かな女 辛いことも笑って流す女子高生と 争いを嫌うお人好しの男 2つの家族の話が繋がった時の、それぞれの気持ちが一気に見え方を変え、感情がグッと入り込んで、その温かさに涙した。 なんといい映画だ、と思っていたら、まだ予定の半分の時間。 あれ?と思っていたら、そこがまだ、3合目程でしかないことに後で気付かされる。 それ以降の、怒涛の、だけどどこまでも温かく優しい展開、そしてまさかの事実に衝撃を受けながら、全てのわだかまりが一気に溶け落ち、その一つ一つの展開全てに涙が止まらなくなる。家で1人だったら、下手すると嗚咽しちゃってたかもしれないな、と思うほど、胸を鷲掴みにされた。 本当にすごい映画だった。 これを知らないままの人は、人生を損してる。 と断言していい、最高の映画。 勧めてくださった見城さんに心から感謝です。

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久我雄三 「頭のメモ」と「心のノート」
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  • 久我 雄三
    久我 雄三
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    『暗殺』 柴田哲孝
       

    「この物語はフィクションである。」

    たったこの1行で ”自由の翼” を手に入れた作者が
    内に秘めたすべてを解き放ち、思いのままに飛び回って書き上げた…

    タイトルの重々しさとは裏腹に、そんな解放感と疾走感で、あっという間に一気読みした。そして圧倒的な納得感。
    あの事件に関してもやついていたことへの「解」と「末恐ろしさ」を存分に味わえる、とんでもなく凄い1冊だった。

    この1冊で、今後の人生の中で、世の中の見え方、ニュースの受け止め方がひっくり返る人も少なくないと思う。

    読み終えたときの「凄い本書いたな…」という衝撃がすさまじい分、冒頭の1行の存在の大きさをまざまざと実感。

    これ、読まないと人生損する。とマジで思った。

  • 久我 雄三
    久我 雄三

    もったいないお言葉☺️
    ニュースを扱っていた身としても、とても考えさせられる本でした。

    何よりイチ本好きとして最高に楽しませて頂きました!

  • 久我 雄三
    見城徹見城徹

    「ちひさな群への挨拶」 吉本隆明

    ぼくはでてゆく
    冬の圧力の真むかうへ
    ひとりつきりで耐えられないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは嘘だから
    ひとりつきりで抗争できないから
    たくさんのひとと手をつなぐといふのは卑怯だから
    ぼくはでてゆく
    すべての時刻がむかうかはに加担しても
    ぼくたちがしはらつたものを
    ずつと以前のぶんまでとりかへすために
    すでにいらんくなつたものはそれを思ひしらせるために
    ちひさなやさしい群よ
    みんなは思ひ出のひとつひとつだ
    ぼくはでてゆく
    嫌悪のひとつひとつに出遇ふために
    ぼくはでてゆく
    無数の敵のだまん中へ
    ぼくはつかれてゐる
    がぼくの瞋りは無尽蔵だ

    ぼくの孤独はほとんど極限に耐えられる
    ぼくの肉体はほとんど苛酷に耐えられる
    ぼくがたふれたらひとつの直接性がたふれる
    もたれあふことをきらつた反抗がたふれる
    ぼくがたふれたら同胞はぼくの屍体を
    湿つた忍従の穴へ埋めるにきまつてゐる
    ぼくがたふれたら収奪者は勢ひをもりかへす

    だから ちひさなやさしい群よ
    みんなのひとつひとつの貌よ
    さやうなら

  • 久我 雄三
    久我 雄三
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    「ぼくのお日さま」
    監督・撮影・脚本・編集 奥山大史

    繊細で淡くて、温かくて、切ない。そして小さな勇気が残るとても素晴らしい映画だった。

    どこか塞がったように感じる日常の中に芽生えた何気ない気づきと、そこから始まるさりげない一歩。その一歩が、閉じていた日々に光を差し込ませ、いつの間にか明るい毎日に変えていく。

    逆もまた然り。ちょっとした食い違いと違和感が、瓦解を生んでしまうこともある。
    だけど、止まっていた時には生まれなかった、前に進んだり後退したりしたときに生まれた心の動きと残ったかけらが、また新たな一歩を踏み出す後押しになって、自分の世界が変わるきっかけにつながっていく。

    世界が変わるって何てことないきっかけかもしれない。そう感じさせてくれる映画でした。

    そう考えると残ったのは、小さな勇気ではなく、大きな勇気かもしれないなー。

  • 久我 雄三
    久我 雄三

    この映画を教えて頂いたのも見城さん。
    感謝しかありません!ありがとうございます!

    まだまだ勉強が足りないな、と実感。