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シンジ

以前に少し書いた事が有りましたが、僕の嫁さんも「統合失調症」(当時は分裂症と言われました)です。 発症したのは2001年、娘が2才の時でした。暫く様子がおかしいと思っていると、あの忌まわしき"同時多発テロ"が起きた正に9月11日に「私は、貴方の事も娘の事も愛してません。」と突然言い出しました。 急に何処かへ居なくなる事もしばしば、ある時は「〇〇さん(芸能人)が待っている」と品川のホテルに一人で行ってしまった事も有りました。もちろん妄想です。 それからも仕事をしながら、義母と一緒に嫁と娘の面倒を見て来ました。 今では落ち着いて、ほとんど普通に話せるし、人付き合いも出来ます。 しかし、今でも定期的に病院に通い、薬も服用しています。 今になっても、嫁が病気だとはなかなか言えません。 それはやはり「偏見」が有るからでしょうか…、言えないでいる自分にも「偏見」が有るのだろうとも思います。 けれども、それではダメなんだと強く言いたい。 人はいつどうなるか分からない、この投稿者(看護師さん?)の方が言う通り、自分だっていつ精神病を発症するかも分からない。明日急にあなたの家族がそうなるかも知れない。 何度も言うけれど、この世の中に「自分と全く無関係な物事」なんて無いのだから、少しでも考えてみて欲しいと思います。 疾患をお持ちの方々の気持ちを理解するのは難しいかも知れません、でも少しでも関心を持ち寄り添う事は出来ると思います。 綺麗事かも知れません、でも世の中の出来事、物事に対して自分なりの考え方やスタンスを持つ事は必要な事だと思うのです。 少なくとも僕は、そうなりたい、そうありたい、と思って生きています。 まだまだですけど…。

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