鶴瓶師匠は大学在学中に一度は断られたものの玲子さんと付き合っていたが、卒業後玲子さんは実家のある松山で働き、鶴瓶師匠は大阪をメインにタレント活動を始めていた為に遠距離恋愛となっていた。 とある夏、有給を取って大阪の鶴瓶師匠に会いに来ていた玲子さん。 もう帰らなければならない最後の日、鶴瓶師匠は仕事が有って見送りも出来ず現場へ向かった。 その日、鶴瓶師匠があるホテルの流れるプールのプールサイドでラジオの公開収録をしていると、見覚えのある顔がプールを流れて行った…。 ｢玲子に似てるなぁ…｣と思ったが、時計を見ると飛行機に乗ってる時間だった。 ｢今頃は飛行機の中やもんな、こんなとこいる訳あらへんわな｣似た人がいるもんだと思っていると、また見覚えのある顔が流れて来た。今度は笑顔で手を振っている…いる筈のない玲子だった。 ｢アイツこないな所でなにしてんねん？｣ 次に流れて来た時、玲子は紙切れを振ってそれを千切って紙吹雪の様に散らした。飛行機のチケットだった。 焦りながらも収録を終えた鶴瓶師匠に｢私、もう松山に帰られへん様になってしもた｣と玲子は言った。 鶴瓶師匠と離れたくなくなって、駆け落ち同然に実家も仕事も捨てる覚悟で取った大胆な行動だった。 昔の｢パペポTV｣で話してたエピソードでうろ覚えだけど、大体こんな感じでした。