ログイン
詳細
シンジ

今は無きサーブの中核モデルだった「サーブ900」。 好き嫌いは別として、他の誰にも似ていない飛行機屋としての個性が光る独自の車造りをしていた。 雪国のスウェーデンにおいて、雪上でのコントロール性を理由に後輪駆動を主張していたボルボに対し、サーブが同じ理由からトラクションの良さと安定性から前輪駆動を守り続けていたのが面白かった。 飛行機屋ならではの経験を活かしたターボエンジンやインテリアのインターフェイス、"ぶさカッコいい"とも言うべきボディデザインで、ちょっとひねくれた(笑)車好きや横文字職業の人達に人気だった。 サーブ、スバル、そして日産と吸収される前のプリンス、飛行機屋の造る車は独特の個性があって面白い。

前へ次へ
シンジのトーク
トーク情報