トヨタが開発中の水素エンジン。いい音するなぁ。 エンジンそのものは｢GRヤリス｣の1.6リッター直4ターボがベースで、水素タンク等の水素関連のユニットは｢MIRAI｣のものを使用、カローラに搭載しレーシングカーに仕立て、24時間レースに参戦するという。 水素はガソリンに較べてカロリーが低いのでパワーが出ないのが普通だけれど、このエンジンは遜色無いレベルのパワーが出ているという。 開発陣の話では、ガソリンよりも燃焼スピードが速い為に、高回転型エンジンを造り易く、低回転域でも高レスポンスでトルクも出るらしい。という事は低速域でも優れたドライバビリティを持つ高回転型スポーツエンジンにはもってこいだ。 実用化はまだまだ先だけれど、カーボンニュートラルで内燃機関が楽しめるのは素晴らしい。楽しみだ。 開発陣が豊田社長に｢こういう物があります｣と報告したところ、｢レースやろう｣と即決だったそう。まだ開発中のものをレースで走らせようというのは、自らもドライバーとしてあらゆるレースに参戦する豊田社長らしい。 豊田社長は間違いなく｢カーガイ｣だな。 https://toyotatimes.jp/insidetoyota/138.html?s=09