スピーチの時のりりぽんの顔は、不安と緊張で押し潰されそうな表情だった。でも、たった一人で正面突破に挑んだりりぽんはカッコ良かったと思う。 例え、スクープ報道される前の苦肉の策だったとしても。 ファンへの裏切だろうが、スキャンダルだろうが、廻りなんか気にするな。そのまま行け。 須藤凜々花には、須藤凜々花の人生を生きる権利がある。