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シンジ

6/11の早朝、同居していた(僕はマスオさんなのです)義父が亡くなりました。 胆嚢癌でした。 4月のある日、調子が悪いと病院に検査に行き胆嚢癌の末期と診断されました。(本人はかなり前から痛みを自覚してた様ですが隠してました) 余命2ヶ月。 突然に突き付けられた現実。 どうする?何が出来る?いろんな思いが頭を過りました。 正にその時、見城さんが神尾さんの著書を755で紹介されたのです。 本を読み、まだ出来る事があるかも…と思いました。が、義父はもう固形物を食べる事が出来なくなっていました。 義父は「好き勝手やって来たからしょうがないな」と覚悟してました。 そんな義父を見て、いつまでもつか分からないけど、時間を作ろう、会おう、話そう…そう思いました。義父はあまりお喋りではないけど、それでも話すと嬉しそうでした。 義父の前で一度だけ泣きました。 「何も恩返し出来て無い、何もしてあげられなくて申し訳ない」「そんな事ない、ただ後は頼んだぞ」 それからは、ただただ普通に接しました。少しずつ呂律が回らなくなっていきました。それでも普通になんでも無い話をしました。たくさん。 その朝、付き添っていた義母に「点滴抜いてくれ」とか「ベッドより床に寝たい」とか一頻り我が儘を言った後落ち着いて、義母が外の空気を吸いに5分程病室を出て戻ると逝っていたそうです。 一人で。 宮城の女川から、一人で南会津に来て、義母に出逢い一緒になって、事業を始め、沢山の人の信頼を得て慕われて成功した、大した人でした。 僕は貴方の様な大きな器ではないけれど、義母さんと嫁さんと娘は守っていきます。 いつかは分からないけど、僕もそちらに行くでしょう。その時は大好きだった焼酎でも持って会いに行きます。 お疲れ様でした。 そして、ありがとうございました。

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