｢ポルシェ911 GT2 RS｣は公道最速のポルシェを謳う。 リアエンドに登載された3.8リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンは、ターボチャージャーの大型化やインタークーラーのウォータースプレー等冷却系の強化により、700psの最高出力と75kg/mの最大トルクを発生し、7段PDKを介して後輪のみを駆動する。 0-100km/h加速を2.8秒でこなし、最高速度は340km/hを誇る。 センターロック式の鍛造アルミホイールは前後異径で組み合わされるタイヤは、フロント265/35R20、リア325/30R21。ブレーキは強大なストッピングパワーを生み出す"PCCB"を標準で備える。 ルーフはマグネシウム、リアウイングを始めボディパネル各部にCFRP(炭素繊維強化プラスチック)を採用する等軽量化に努め、車重は燃料満タンで1470Kgに抑えられる。 更に、ポルシェの研究開発の聖地"ヴァイザッハ"の名を冠した｢ヴァイザッハパッケージ｣なる軽量化オプションを選択すれば、ルーフや脚廻りのパーツがCFRPに、ホイールがマグネシウムに変更され、マイナス30Kgのダイエットボディを手に入れる事が可能。