終映間近。
遅ればせながら「流浪の月」を昨晩観てきました。
事実と真実、社会と当事者。世界のどこにも居場所を見つけられなかった2人。
そこに思いを寄せて理解はできてもシンクロしきれなかったのは、そこに「当事者たる思い」を描写されてたからだと思う。
広瀬すず、松坂桃李の2人の演技に引き込まれました。広瀬すずの子供時代の役だった白鳥玉季ちゃんも違和感なかったし。
ところどころ「え、もうそこにいるの?」たシーンが飛んでるから原作から抜粋するの大変だったろうなと思いつつも(なお原作は読んでない)、良い映画だなぁと思える作品でした。
当事者にしかわからない真実は、明らかにはせず観た人の判断に委ねるところも好き。
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