何回も決意してはすぐに折れて、自分の中途半端な態度とすぐに誘惑に負ける弱さに絶望して、もう無理だ、俺には無理だ、って逃げてきた。
その度に755に来て、鮮烈な言葉に勇気づけられてまた決意してきた。
そんなサイクルを繰り返すうちに、「決意してもどうせすぐに折れるに決まってるんだからもう諦めた方が良いのではないか」という思いが生まれるようになった。
どうせ自分にはできない、自分は所詮小さな器だったのだ、いくら頑張っても無駄だ、僕は無力だ…
僕は無力だ。
無力だからこそ、「自分はどうあるべきか」を追い求め続けなければならない。
追い求めることをやめてしまった瞬間、僕は自分の人生を捨てることになる。
僕は僕の人生を生きたい。僕が何者なのか、僕は誰なのかを知りたい。
このままじゃ終われない。このままじゃ終われない。また決意するしかない。何回折れても、また決意すれば良い。
結局何者にもなれないかもしれない。結局無力のままかもしれない。
それでも、執念を持って生きていくしかない。僕は僕に嘘をつきたくない。
もう、やるしかない。
もうやるしかない。
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