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コナン君のトーク
トーク情報
  • コナン君
    藤田晋藤田晋

    戦略を考える際に、100Mを12秒で走らないと勝てない戦いがあったとして、素養がある人は練習して走れるようになれば良いけど、絶対無理な人は、走れる人を連れてくるか、早い乗り物を持ってくるか、15秒でも勝てる戦いに切り替えて頑張るかすれば良いという意味です。
    陸上競技と違って、ビジネスの戦いには自分が走らないといけないというルールも、飛び道具を用いてはいけないというルールもないのです

  • コナン君
    藤田晋bot藤田晋bot

    週末に羽生善治さんの「大局観」を読んでtwitterで短文にしてまとめたら好評だった。
    うちの内定者がその一連のつぶやきを
    まとめてくれました。
    http://togetter.com/li/148227

    この本は非常に勉強になったのですが、
    その中でも私が深く印象に残ったのは、
    経験を積んでからのリスクのとり方について。

    1.若いうちは、恐いもの知らずで
    リスクの見極め方も分からず、
    大胆に大きなリスクをとっているうちに、
    良い流れや勢いを作ることができる。

    2.しかし、経験を積むに従って、
    リスクの重大さや深刻さに気づき、
    守るものも増えると冒険を避けるようになる。

    3.しかし、リスクを取らなければリターンを望めないばかりか、
    既存の成功パターンを続けているだけでも
    時間とともに劣化する危険な状態にある。

    1~3で思考パターンの末、経験を積んだ後に若い頃のような大胆な状態に戻ろうとする人がいるけど、それは極めて難しい。

    現実のリスクと真正面から向き合って、
    恐怖や不安に打ち克つことが王道であると
    羽生さんは言ってます。

    その他にも、経験を積んで多くのことを知れば、決断に時間がかかる。

    上記と同様、思い切った決断や、早い決断をしていた若い頃に戻ろうとする人がいるが、様々な情報や選択肢が増えた後ではそれも難しい。

    膨大な思考から思慮深く結論を導きだすことが、長期的には結果に繋がる。

    決断の速さが良いとは限らない。

    感覚を研ぎ澄まして、さっさと決めていくのが楽で、そっちに逃げている時は要注意だと思いました。


    この本の冒頭に、羽生さんが十四歳年下の棋士に、
    史上初の3連勝のあとに4連敗してタイトルを逃した話が出てきます。
    それがこの本の誕生のきっかけになったようです。

    今ちょうど行われている名人戦ではそれとは真逆の、3連敗した後に、羽生さんが3連勝 している状態で、
    今週末、最終戦が行われます。
    楽しみです。


    本の話ついでで申し訳ないですが、
    「憂鬱じゃなければ仕事じゃない」
    が本日発売になりました。

    半分著者なのでお勧めも恐縮なのですが、
    自分でも読みやすいし面白いと思います。

    羽生さんの本の話にも少し触れてます。

    憂鬱でなければ、仕事じゃない/見城 徹

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  • コナン君
    藤田晋藤田晋

    経営者もまた、天使を目指した悪魔の選択で、葛藤の末の苦渋の決断で、夢を断ち切った現実との妥協で日々実行していくのに、ESG投資だ、サステナビリティ経営だ、パーパスだと綺麗事優勢の流れになりつつある。口当たりの良いことを並べ立てる経営者が評価される時代になったらとても嫌だ。

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  • コナン君
    藤田晋藤田晋
    投稿画像

    見城さんの755で話題の「二人の嘘」読了。めちゃくちゃ面白かった。一見は分厚い本なんだけど、情景や人物が鮮明に頭に浮かぶような読み易い文章でスラスラと読み進む。終盤はもう終わってしまうのが惜しかった。脚本家や放送作家を経験してる作家は読ませる小説書くのがうまいのかな。

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