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城井 郁也

「皆さん、 犬神ってご存知ですか? この犬神は、特定の神様を指すわけではなく、 呪いや憑き物の一種です。 では、具体的に どんな呪いなのでしょうか? まず呪い方 犬神と名前からわかるように、犬を使います。 犬の首からしたを土に埋め、 数日間食料を与えず、 飢餓状態になったところで、 犬の首を切ってしまうのです。 そして、その首を、 「人がよく通る道」に埋めます。 これは、この首の上を人に通らせることでより犬の無念や、怨念を強める意味を持ちます。 その後、ある程度呪力が高まったとされるその首を呪物として使用する。 そして、それを呪いたい相手にプレゼントするという、なんとも陰湿なものです。 分布地域 この呪いは広く、 島根県西部から沖縄までその形跡がみられるそうです。 発祥 これはもとは韓国の呪いがルーツとされています。 有名どころで言うと、 蠱毒などです。 これらの呪いの特徴は、 生物の生への執着、 他の生き物への強い憎悪が、これらの呪いのキモです。 もう一つは狐信仰の亜流的存在で、 犬神の描かれる外見が、 管狐に酷似していることからそう考えられるという説です。 こういった呪いは、 古くからみられるものですが、 これが色濃く残る地域には主に特徴があります。 一つは被差別を受けていた人がいること、 もう一つは、力を持った豪族や地主がいるということ。 これはなにを意味するかと言うと、 呪いなんて迷信を誰が生んで誰が広めたのか、 ということです。 ここで広めたのは、 地主でも差別を受けていた人でもなく、 その間の「農民」だということ.... なぜか? 人は自分に差が有ると、 なにか「違い」が有ると他人を嫌います。 ならば、 江戸時代、 差別階級と豪族など、 農民はどちらも嫌いますね? しかし、 ただ嫌うだけの場合、 多くの人は罪悪感を覚え 自分を正当化しようと考えます。 それが、「呪い」と呼ばれるものとなるのです。 この犬神の場合、 地主にはお金や権力を手に入れるのに、 「特別な力」があるに違いないと決めつけ、 差別階級の人には、 彼らと関わると、 自分達も呪われるという、理由をつけ 罪悪感を消します。 これが「呪い」という、 システムです! 呪いとは人の心の均衡を保ち、 人と人を区分する それが呪いの正体です!

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城井 郁也のトーク
トーク情報
  • 城井 郁也
    城井 郁也

    会話は、
    他人という全くの異なる生き物との過去の交換です。

    こちらは、
    相手の見解、相手の主観を知ることができ、

    自分を変化させることができます。

  • 城井 郁也
    城井 郁也

    そして、
    上のことをするときに、
    大切なのは、
    その「時間の密度」です。
    本を読んでいる時、
    人と話している時、
    今その時間が過去になり、
    自分になるのです。
    密度を高めるとは、

    自分の人生を高めること

    と僕は思います。

  • 城井 郁也
    城井 郁也

    いまこそ働くことの意味、
    自分の夢の意味、
    これから自分のできること、
    自分しか出来ないこと、
    それを皆んなが考えてみよう。

  • 城井 郁也
    城井 郁也

    今日は就職ガイダンスが
    ありまして、
    やはり、
    面接の時に聞かれるのは、
    学生時代必死に
    取り組んできたこと、
    やはり、継続して打ち込んできたことはそれが何であれ、
    誰もが評価するということ

  • 城井 郁也
    城井 郁也

    最近やっと人に感謝の意味を実感しています!
    これは人と直接話さないと伝わらないし、分からない!