「沖侑果16位、中村舞17位」が何故エモーショナルな結果なのか、よく分からないという方のために少し説明しておきましょう。 「2人で16位以内にランクインしようね」と誓った2人。特に援軍が入ることなく、ひたすら沖推し・舞Q推しの人たちとの中で頑張ってきた2人でした。しかし後半の激戦の中、2人は図らずもボーダーを争うことに。そんな中、大事な終盤戦に沖ちゃんが寝坊をして配信が始まらないという事態が起きました。そのことを配信中に知った舞Qは、沖ちゃんを起こしに行きました。そのことを綴ったのが、沖ちゃんの今朝のメールです。自分の順位のこともあるのに、ボーダーのライバルをわざわざ起こしに来た舞Qを、沖ちゃんは「優しすぎるところがダメなんだよ」「お人好しめ」と言いながら泣く。ドラフト会議の投票差以降、実力でもかわいさでも負けて来たし、舞Qを尊敬はしても勝とうとは思わなかったという沖ちゃんが、舞QのSRへの真剣な取り組みを見て奮起し、頑張ろうと決意した。その終盤で起きた寝坊事件。そして結果は、約8万3000ポイント差でボーダーをまたぎ、沖ちゃんの勝利に。 すっかり定着した舞Qのキャッチフレーズ「クエスチョン！」は沖ちゃんの発案だし、誕生日にはあまりに独創的なバースデーケーキを手作りしてくれた。舞Qに16位以内に入った方がいいに決まってるけど、相手が沖ちゃんということであれば、16位を気持ちよく喜べたかどうかは分からない。それどころか、これからの2人にとって、最高の結果になったんじゃないかとすら思うわけです。人間臭くて、面白おかしくて、ときに今回のような心揺さぶる場面を見せてくれるこの2人を、これからも応援していきたいと思います。