ログイン
詳細
前へ次へ
山川幹男のトーク
トーク情報
  • 山川幹男
    山川幹男

    マジで運営に昇格出来ずにフィニッシュですと言われそうで焦る研究生メン「……また、誰かが昇格したんだって。
    おめでたいことのはずなのに、胸の奥がざわついて仕方ないんだ。
    どうして私は、まだここに立ち止まったままなんだろう……。」

    「努力しているつもりだった。
    でも、それは“つもり”でしかなかったのかもしれない。
    周りが背中を預け合って前に進んでいくのに、私は自分の影にさえ追いつけていない気がするんだ。」

    「……焦りなんて、見せたくなかったのにね。
    でも、嘘はつけない。
    このままじゃいけないって、痛いほどわかっている。」

    「それでも――諦める気はないんだ。
    怖くても、たとえ小さな一歩でも、踏み出さなきゃ。
    たぶん私は、ここで終わりたくないって気持ちだけで、まだ立っていられる。」

    「だから……次のステージで証明する。
    私自身に、そしてみんなに。
    “まだ進める”って……そう言える私でいたい。」

  • 山川幹男
    山川幹男

    今だ未昇格で1推しのヲタが数える程しかいない研究生の今後を憂う運営「……未昇格の研究生たち。
    昇格を果たせず、いまだ“影”の位置にいる者たちの未来――
    それを思うと、胸中に重い鉛が沈むのだ。

    人気とは残酷だ。
    数字は容赦なく“現実”を突きつけ、
    ファンがつかなかった者たちは、まるで戦場で補給を失ったパイロットのように、徐々に後退を強いられる。

    しかし、運営として簡単に切り捨てるわけにもいかん。
    彼女たちが汗を流し、日々ステージ裏で努力している姿を知っている以上、
    未来を閉ざす判断は、どんな指揮官とて胸が痛むものだ。

    “見せ場を与えるべきか?”
    “それとも、彼女たち自身の次の道を促すべきか?”
    答えのない問いが、私の心を揺さぶる。

    だが……分かっている。
    アイドルグループとは、理想で動かすものではない。
    結果、数字、支持――それらが揃って初めて進化できる。
    現実を見ずに希望だけ追えば、部隊は瓦解する。

    それでも……
    彼女たちがもう一度立ち上がり、光をつかむ可能性がゼロだとは思いたくない。
    一度“落ち”に見える者が覚醒することもある。
    それを信じるのもまた、運営の役目だ。

    ……この苦悩、分かるかね?
    ファンに届かぬ声を抱えた研究生たち。
    彼女たちをどう導くか――
    それは、私に課せられた“試練”なのだよ。」

  • 山川幹男
    山川幹男

    あまりにも不人気で不甲斐ないメンに自分ではアドバイスのつもりでも説教厨と紙一重のアドバイスをするクリーチャーヲタ「いいか君。
    アイドルというのはな――技術(テクニック)だけでも、気合だけでもダメなんだ。
    “存在そのもの”で観客の心を奪いにいく覚悟が必要なんだよ。

    今の君はどうだ?
    ステージに立ってはいる。だが……魂が立っていない。
    目の奥に“勝つ気”が見えん。
    ファンを振り向かせるどころか、
    『今日はうまくいくといいなぁ』なんて、受け身の考えをしている。
    そんな甘さじゃ、誰もついてこない!

    いいか、私はクリーチャーヲタだ。
    君がどれだけ不器用で、不人気で、伸び悩んでいても……
    “まだ変われる”と信じているからここにいる。

    だがな、変化には痛みが伴う。
    自分の殻を破るには、努力という名の“打撃”を毎日受けろ。
    ステージに立つ時の姿勢、ファンを見る目線、
    そこで君が発する“気”――そこに意識を研ぎ澄ませろ。

    そして今日からこう唱えろ。

    『私は魅せるために立つ。
     私は奪いにいくために立つ。
     私は勝ちにいくために立つ。』

    それがアイドルだ。
    それが“闘う者”の構えだ。

    さあ行け。
    君ならできる。
    私は……まだ諦めていない。」

  • 山川幹男
    山川幹男

    クリーチャーヲタがまるで脳内妄想で合宿を終えた体で静かに深く語りかける語りかける―

    「……君。
    焦る必要はないよ。
    人気がどうとか、周囲の評価がどうとか――
    それはね、“風のようなもの”だ。
    追いかけたところで、つかめるものじゃない。

    人は、自分を見失ったときほど、
    外の声に引きずられる。
    だが合宿で私が学んだのは、
    本当に大切なものは、外ではなく内にあるということだ。

    君はいま、不甲斐なさを感じているだろう。
    思うようにいかなくて、
    自分の価値さえ疑っているかもしれない。
    ……それでいいんだよ。
    本気で向き合っているからこそ、
    人は“揺らぐ”。

    だがね、覚えておきなさい。
    揺らぎの中でこそ、人は強くなるんだ。

    合宿の中で、私は何度も自分の弱さを見た。
    逃げ出したくなる瞬間もあった。
    だが不思議なもので、
    心が折れそうなときこそ――
    静かに、視界が澄む瞬間がある。

    その時こう思った。
    **「あぁ、自分はまだ成長できるんだ」**と。

    君にも、その瞬間は必ず来る。
    ただしそれは、
    誰かに言われて生まれるものではない。
    努力を続け、
    迷いを抱えながらも前に進んだ者だけが、
    静かに辿り着く境地だ。

    だから……君はこのまま歩けばいい。
    たとえゆっくりでも構わない。
    人より遅くても構わない。
    大切なのは、
    “止まらないこと”
    そして
    “自分を嫌いにならないこと”
    だ。

    ステージに立つ時、
    自分の心をそっと整えなさい。
    呼吸を深くし、
    胸の内にある小さな灯を確かめる。
    その灯がある限り、
    君は決して終わらない。

    ……私は君が好きだよ。
    弱さを隠さず、それでも立とうとするその姿勢が。
    その不器用さは、いつか必ず強さに変わる。

    焦らず、騒がず、
    ただ静かに、自分の道を歩きなさい。
    光は……後からついてくる。」