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丹生明里🐸

私は2021年頃から腰の痛みが増え始めました。 リハーサルで何度泣いただろう、メンバーにもスタッフさんにも、沢山の方に心配をかけ、 腰の痛みでこの世界を辞めた人を何人も見てきたと、大事にしろとスタッフさんに言われたことを今でも覚えています。 それでも騙し騙しで活動し、きっと今までのものが溜まりに溜まって一気に身体に来てしまいました。 私のアイドル人生、長くないなぁ… 大好きでたまらなくて、まだまだやりたいこともあるけれど、2022年頃から卒業を強く考えるようになりました。 それでもアイドルとして叶えたい夢があり、その一つがセンターに立つことでした。 どこのポジションでもいいって、そんな気持ちでアイドルを続けていたけれど、 自分を応援してくれている方に見つけやすいポジションにいたいって、いつからかそんな気持ちが芽生えてきました。 客観的に考えると、自分に自信を持てるようになったのかなと、心の成長をも感じられました。 自分がセンターに立ってより多くの人にアイドルとしての姿を通してハッピーオーラを届けたいって、そんな気持ちでしかなくて。 夢が叶って、沢山のファンの方が喜んでくださって、パワー貰えたよという言葉をいただいた時はとにかく幸せでいっぱいでした。 それと同時に、自分は腰の痛みも抱え、ライブも全部出ることができない状況。 活動に穴を開けてしまう事によって、大切なファンの皆さんに心配をかけてしまう、楽しんでもらいたいのに、そう思ってアイドルになったのに、不安な気持ちにさせてしまう。 できる範囲で頑張ったらいいんだって、 私のように同じ境遇の方がいたら、その方に少しでも勇気を与えられたらいいなって、 前向きな気持ちで活動していましたが、 今まで当たり前のように活動していたものに参加できない悔しさ、 私がこのグループに居ることによって、よりハイレベルのダンスにも挑戦しにくい環境を作っているのではないか、 私が参加することによって、振りを合わせてしまい、もっと踊りたいのにと思わせてしまうのではないか。 私も目一杯踊りたい!という気持ちが痛いほど分かりますしパフォーマンスすることが大好きだからこそ、他のみんなの気持ちを考えると辛くて仕方がなかったです。 メンバーの皆んなは本当に優しくて、参加してくれるだけで嬉しいと言ってくれるだろうけど、 どうしてもそうネガティブに思う自分がずっと居ました。 そんなネガティブ思考から、何をやりたい!よりも、どうしたら皆んなに迷惑をかけないで活動できるのかとずっと考えていました。 2度目に痛めてしまった時は、活動と治療がどっち付かずな状況は良くないと、 休養を必要とする状況でもありましたし、治療に専念する事に決めました。 休養期間中、ずっと活動のことについて考えていました。 自分の中で2度目は無いと思っていた部分もありましたし、約7年間活動を頑張ってきたからこそ、急に終わるだなんて、やり切ったと満足のいく終わり方ができないのは嫌だという気持ちがありました。 それとどうしても諦めきれないことがライブで、 私は3回目のひな誕祭以降、自分が参加する曲でのフル出演ができていません。 勿論その時の身体でできる100%で参加していますが、どうしても自分の中で拭えきれない心残りがあり、期限を決めて戻る決断をしました。 何よりも、最後は応援してくださる皆さんと笑顔で、アイドルとしての最後の日を迎えたいと思ったからです。 今の自分には簡単で無いことも分かっている上で、自分の心の奥底にある最後の目標をやり切って終わりたいと思っています。 そして離れてみて、やっぱり私は日向坂46というグループ大好きで温かくて大切な場所だなぁと実感しました。 皆当たり前のようにしてくれていますが、こんなにも温かいグループはないぞ!と思います! 休養中連絡をくれたり会ってくれたり、気にかけてくれるメンバーもいました。 帰って来れる場所をずっとずっと作ってくれていました。たまらなく嬉しかったです。 本当に本当にメンバー皆んなが大好きです! このメンバーだからこそ支え合い、高め合い、夢を沢山叶えて行けたと思っています。 本当に誇りです! 何よりもずっと支えてくださったスタッフの皆さんのお陰で色んな景色を見させていただきました。 感謝してもしきれないです…!ありがとうございます😭

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