アルノは今回のシングル選抜狙ってたと思う。
だから僕はほんの少しの可能性に賭けていた。
3列目からでもいいと願って。
それも叶わず、アルノが今再び自分を見つめ直している状況でどうしても前を向けない日があるというなら代わりに僕が、我々が、彼女の歩む道の先を見続けていたい。
だからアルノは下を向いてもいい、一歩ずつ確実に足もとを確かめながら進んで行けばいい。
急がずとも大丈夫。
誰も中西アルノの歌声には追いつけない。
だからこそこの声を絶やすことはない。
ただ一つの武器が朽ちぬように。
頑張れ。
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