映画の中でも、社会でも本質的に主導し、主役となるのは「大人達」だ 戦略と戦術、社会を生き抜く為の権謀術数、それが当たり前の社会、大人の世界だ そんな中で、メンバーさんは闘って戦い抜く、大切な仲間たちと競い、認め、自分自身に常に疑問を抱いている 冷酷になれば、なろうと思えるだろうし、切り捨てれば勝てる闘いもある中で、メンバーさん達はふと優しさや愛情を垣間見せる。 大人の社会の中でメンバーさん達はどうしても非道になれない、あと一歩というところで仲間を労わり、理解して優しくなる姿を見せる それが当たり前の社会を生き抜く大人の心に問いかけ、激しく揺さぶる 他人に勝つ、負けるというシンプルな世界ではない。涙する前に強くなり、仲間を守らなければならない、それが自分を守る事になる。 大人の社会やルールや方式に姿勢正しく、まっすぐな眼で挑むメンバーさん達の姿はただ美しく、力強い希望の存在そのものだ そして、この映画では、メンバーさん達の頑張りや闘う姿に、まっすぐな眼から流れ落ちる涙を見て、社会の主役であり主導する大人達も無力さや至らなさに苦悩し、努力をする 闘いの最前線にいるメンバーに、大人も努力をし、しっかりと向き合う姿をこの映画では捉えている、それはメンバーさん達の夢を叶える為に、未来ある者の為にと闘う「カッコイイ大人達」だ