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たんけまる

ヘラクレイトス …およそ60歳ほどでなくなったとされていますが、最終的な死因は水腫といわれています。  水腫にかかったことがわかったとき、ヘラクレイトスは当時の医者に、「内臓全てからあらゆる水分を排出する方法があるか」とたずねましたが、当然、そんな方法などあるわけもなく、あっさり「無い!!」といわれてしまいます。  どうやら、本人は体内を乾かしてなんとか水腫を治そうとしたらしいのですが、所詮は無駄な努力です。  そして、独自の治療法が不可能だとわかると、今度は子供達に牛の「うんこ」を全身に塗ってくれるよう頼み、全身に塗りたくった後、炎天下の最中、路上で横になって眠っていたそうです。  道に落ちている犬の糞などを思い浮かべてもらうとわかると思いますが、「うんこ」って乾燥するとカピカピになりますよね。  どうやら、ヘラクレイトスはこの「うんこ」の「カピカピ効果」を使って、体の中の水分(水腫)を蒸発させようとしたらしいんですね。  しかし、当然ことながら、そんなことはできるはずもなく、残念ながらヘラクレイトスは、全身に「うんこ」を塗ったくってカピカピ状態になったまま息を引き取りました。  そして、その遺体は近所をうろついていた野良犬に食い散らかされ、その一生を終えたそうです。  一応、もう一つ、「うんこ」でカピカピ状態になって死んだ後、普通に埋葬されたという資料もあるのですが、通常の感覚から考えれば、犬の「うんこ」を全身に塗っている人なんて誰も触りたくないですよね。  ですから、恐らく、犬に食われたというのが現実だと思います。

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野良ミャオ
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