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きーちろー

トコトコトコ みお「ねぇ。せーぎ〜」 せーぎ「んー?」 みお「晩御飯何食べたい?」 せーぎ「オムライス」 みお「うおっ。即答」笑笑 せーぎ「みおのつくったやつならなんでもいいけどいまはオムライスかな。」 みお「りょーかい!じゃあスーパー行こっか。」 せーぎ「近くにあったよなたしか。」 みお「荷物持ち頼んだからね!」グッ せーぎ「仕方ない。やってやるか〜」 ウィーン みお「はい。カゴ持ってカゴ持って」 せーぎ「あ、はい。」 みお「卵はんー、これがいいかな。ご飯とケチャップはあるから〜」ブツブツ せーぎ(この手つなぎながら買い物の新婚さん感すごいな。。一生この時が続いてほしい。。)シミジミ みお「ちょ、せーぎ!聞いてる?」 せーぎ「ん、あ、なに?聞いてなかった」 みお「油切らしてるからとってきて!野菜選んでるから」 せーぎ「りょーかい」タッタッタ せーぎ「油コーナーは〜…ん?」 ももこ「…」オッス せーぎ「なんでお前ここにいんだよ!」ヒソヒソ ももこ「部活終わってスーパー寄ったら偶然って感じ」笑笑 せーぎ「すごいな。こんな偶然あるんだな。」 ももこ「楽しそうじゃん。」 せーぎ「楽しいよ」 ももこ「うわー正直〜」ニヤニヤ ももこ「浮気してるかもしんないのに?」 せーぎ「…そんなんない」 ももこ「どうかな〜?せーぎはそう思ってても裏では…」 せーぎ「うるさい。じゃあな。」タッタッタ ももこ「…」 せーぎ「ごめん。探すの手間取った」 みお「おけおけ!これで全部だね!行こう!」 せーぎ「先出てるわ」 みお「おっけ。」 ウィーン せーぎ「…」 せーぎ「そんなわけねぇよ」ボソッ みお「おまたせーほい。荷物」ドシッ せーぎ「よしきた。」 みお「さ、行こっか」 せーぎ「そーだな。」トコトコトコ みお「…」ジーッ せーぎ「ん?どーした?」 みお「…手!」 せーぎ「可愛いやつだな。」ギュッ みお「んもう!ちゃんとやっていただかないと〜」/// せーぎ「以後気をつけます」ニヤニヤ みお「家までもう少しだね。」 ガチャガチャ バタンッ みお「ただいまー」シーン せーぎ「疲れた〜1日」フゥー みお「ご飯作ってるからそこら辺にいて〜」 せーぎ「ん、りょーかい」 トントントン せーぎ(あーこの彼女の料理してる音聞きながら過ごす時間。。幸せだ。) (ももこ「浮気してるかもしんないのに?」) せーぎ(みおにかぎって。そんなことするやつじゃない。) せーぎ「みおートイレ借りるわ」スクッ みお「あーリビング出て左の突き当りの私の部屋の前ね〜」 せーぎ「ほーい」バタンッ せーぎ「左の突き当り…っと」ピタッ せーぎ「そーいやみおの部屋も長いこと入ってなかったな。」バタンッ シーーン せーぎ「あんまり変わってないか。そりゃ…ん?」 せーぎ「手紙?」ピロッ 「いままでありがとう!」 せーぎ「え。。これ以上はみないようにしよう。。怖すぎる…」バタンッ みお「トイレ行けた〜?」 せーぎ「う、うん。行けたぞ」 みお「よかったよかった。とりあえずできたら食べよ〜!」 せーぎ「おう!」 せーぎ(忘れろ。絶対デタラメだ。うん) 「「いただきまーす」」 せーぎ「ん、うまい!」モグモグ みお「ほんと〜!よかったー」ホッ せーぎ「みおはほんと料理うまいよなー」 みお「お世辞言い過ぎだよ〜」ニヤニヤ せーぎ「いいお嫁さんになれるなこれだと」モグモグ みお「このままお嫁さんになってもいいんだよ…?」/// せーぎ「っ…///も、もしかしたらみおが心変わりするかもしれないだろ…」 みお「せーぎはしない自信ある?」 せーぎ「もちろん!」 みお「なら大丈夫。これからもよろしく!」 せーぎ「おう!」 せーぎ(ほら。やっぱり。あんなことあるはずが無い…) せーぎ「ふぅ〜うまかった!ごちそうさまでしたー!」 みお「喜んでいただけてよかったです」ニヤニヤ せーぎ「ご飯食べたし〜どーする?」 みお「お風呂…はいろっか///」

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妄想SS きーちる
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  • きーちろー
    きーちろー

    きーちろ「…」

    なんでこうなったのか。所詮は営業に振り回されていただけなのか。昨日からずーっとこんな気分だ。こうなったのは、言い方によっちゃ運命。言い方によっては…


    ゆーと「面白そうやん!」

    きーちろ「だろ?俺がいっつも行ってる新宿にも地下アイドルはいるんだよ〜」ワクワク

    ゆーと「どうする?今日行く?」

    きーちろ「行ってみようぜ!!!」スタスタ


    ガラーン…

    きーちろ「あれ?改装中…」

    ゆーと「まじかぁ。しかも少し雰囲気も怖いし出ね?」

    きーちろ「そ、そうだな」

    ウィーン

    ゆーと「さぁ、どうしますか」ンーッ

    きーちろ「よし、ここまできたら絶対今日地下アイドルのライブに行ってやる!!」

    ゆーと「ていっても新宿にはここしかないんでしょ?」

    きーちろ「ふっふっふーここまできたらあそこに行くしかない!」

    ゆーと「あそこ?」

    きーちろ「アイドルの聖地!アキバ!!」

    ゆーと「あー、別にいいけど」

    きーちろ「よし。決まり!」

    その日は1年の中でも気温はなかなか低い方で室内からでると思わず寒いと声に出てしまうほどの温度と風だった。

    ゆーと「アキバっつってもたくさんあるでしょ劇場」

    きーちろ「んー、そうだなー。このアキチカなんてよさげじゃん?」ホレホレ

    ゆーと「んー、まぁいいよ」

    きーちろ「よっしゃぁ。あと1時間くらいか。」

    ゆーと「マックでも行こうぜ」

    きーちろ「うん」



    きーちろ「ここが。アキチカ」

    ゆーと「みるからに怪しいなここ」

    きーちろ「一応人はポツポツいるな…」

    ゆーと「あ、開いた。行こうぜ」

    きーちろ「お、おう。」ドキドキ

    ゆーと「うっ」ゴホゴホ

    きーちろ「タバコの匂いすごいな。。」

    ゆーと「とりあえず降りよう」


    係員「お目当ては誰ですか〜?」

    きーちろ「えっと、まあやで」スッ

    係員「はーい」

    ゆーと「ぼ、僕もまあやで」

    係員「はーい」

    ズンチャズンチャズンチャ ワイワイガヤガヤ

    ゆーと「よくさっきのわかったな」

    きーちろ「前の人がやってた通りにやってただけだよ」

    ゆーと「ふぅーでも俺達も地底デビューかー」

    きーちろ「たしかにやばいなここは」

    ゆーと「とりあえずライブまで待とうぜ」

    きーちろ「うん。」

    その時のおれはこれから起こる事なんて全く予想だにしてなかった。

  • きーちろー
    きーちろー

    〜🎶

    せーぎ「…」?

    ソローリソローリ チラッ

    美久「フンフーン」〜🎶

    せーぎ(え、この学校にこんな子いたっけ。。)ジーッ

    せーぎ「あっ!」ガタッゴロゴロ

    美久「…!?」ビクッ

    美久「え、えーと。起こそうか?」ニコッ

    せーぎ「あ、うん。」///

    ギュッ

    その日から、初めてみる彼女に恋をした。




    チュンチュン

    せーぎ「だーかーらーほんとにいたんだって!!!」バンッ

    きーちろ「ポニーテールで小さくて巨乳でめちゃくちゃ可愛い子!?そんなやつこの学年にいねーよ」

    ゆーき「ほんとにいたらアイドルくらいだろそんな完璧なやつ」

    ゆーと「幽霊とかじゃない?わんちゃん」ニヤニヤ

    せーぎ「いや、あれは絶対人間だった!」

    ゆーき「もう授業始まるし行こうぜ。はやいとこ目覚ましとけよ」ステステ

    ゆーと「たぶんなにかしらで可愛く見えたんだよ」ステステ

    きーちろ「そんな奴いたらおれがとっくに狙ってる」

    せーぎ「むぅ。ほんとにいたのに」フンッ


    キーンコーンカーンコーン

  • きーちろー
    きーちろー

    きーちろ「今日は?」ノビーッ

    せーぎ「バイト」

    きーちろ「なんだよ連れねーな」

    せーぎ「今日は仕方ない。じゃあね」フリフリ

    きーちろ「ほーい。。んー、あいつら迎えに行って新宿行くか」ステステ

    きーちろ「すいませーん。あいつらいますかー?」ガラガラ

    美久「?」ポツン

    きーちろ「え、えっと。。」

    美久「あいつらって誰のことかわかんないです」ニヤニヤ

    きーちろ「あ、えーと北村と間瀬ってやつなんだけど。。」

    美久「あーそれなら。。」

    オーイキーチロー!!

    美久「あ、あそこみたいだね」ニコッ

    きーちろ「うん!ありがと!」

    美久「うん!」

    きーちろ「K組の人??」

    美久「そーだよ!!!あなたは??」

    きーちろ「おれはGだけど。。」

    きーちろ(いたっけなこんな人)

    美久「そっか!じゃあまた機会があったら!呼ばれてるんでしょ?」ニヤニヤ

    きーちろ「う、うん。じゃあねー」


    ゆーき「誰と話してたん?教室で」

    きーちろ「K組の可愛い人」

    ゆーと「K組可愛いやつおらんよ」

    きーちろ「いや、いた。あれはやばい」

    ゆーき「お前は目が腐ってっから仕方ない」

    きーちろ「ほんとだって!」

    ゆーと「じゃあ明日教えてよ」

    きーちろ「いいよ。お前ら絶対驚く」

    ゆーき「そーいってお前のいう女全員ブス説」

    きーちろ「言ってろ言ってろ」



    〜翌日〜

    きーちろ「おい」ガラガラ

    ゆーと「お、きた。」

    ゆーき「どれだよ。」

    きーちろ「えーっと」キョロキョロ

    ゆーき「な?だからいないんだって」

    きーちろ「おかしいな」

    ゆーと「Kじゃないんじゃない?」

    きーちろ「いや、Kって言ってた」

    ゆーき「じゃあ幻覚だよ」

    きーちろ「んなわけ」

    ゆーと「とりあえずもう授業だし、またお昼ね」

    きーちろ「んー。うん」


    キーンコーンカーンコーン

    せーぎ「きーちろもみたか!!!」

    きーちろ「たしかにポニーテールで小さくて巨乳でめちゃくちゃ可愛かった」

    ゆーき「揃っておかしくなったんだって」

    ゆーと「そんな人いないもんねKにも」

    きーちろ「まぁ次会った時に聞けばいいやん」

    せーぎ「うん。そうだな。。。」


    ジャアネー マタアシター


    せーぎ「…」トコトコ

    美久「あ、」ユビサシ

    せーぎ「あ!一昨日の!」

    美久「家この辺なんだね!私もそーなんだよ!!」ニコッ

    せーぎ「そーなんだ。あの、なんていう名前なの?」

    美久「私?田中美久って言います」テレ

    せーぎ「おれはうめたにせいぎって言います」ペコッ

    美久&せーぎ「……」

    美久「ふふっなにこれ」ニヤニヤ

    せーぎ「それな」笑笑

    せーぎ「K組なの?」

    美久「本当は違うの」

    せーぎ「え?じゃあ。。」

    美久「いまからせいぎくんが私の言うこと聞いてくれるなら言うよ」

    せーぎ「う、うん。わかった。。」

    3
  • きーちろー
    きーちろー

    キーンコーンカーンコーン

    きーちろ「やばい。眠すぎる。」フワー

    ゆーき「久々に快眠だったわ」

    ゆーと「せーぎ寝た?あれ?」

    せーぎ「…」パッチリ

    きーちろ「寝てないの珍しいな」

    せーぎ「ま、まぁね」

    ゆーき「…なんか隠してんだろ」ニヤニヤ

    せーぎ「いや、そんなことないよ」

    ゆーと「なによ。言ってよ」ニヤニヤ

    きーちろ「いいからなに」

    せーぎ「これはまじで言えん!そのうち言える!」

    ゆーき「はぁ?つまんな」

    せーぎ「ごめん。これはほんとに」

    ゆーと「まぁそこまで言ってるんだから」

    きーちろ「これでくだらねぇことだったらぶっ飛ばすぞ」

    せーぎ「くだらなくはない」

    ゆーと「そっか。とりあえずもうあと1時間で終わりだし席戻ろうぜ」

    キーンコーンカーンコーン

    あいこちゃん「はーい授業はじめるよー」

    キリーツ、レイ、オネガイシマース

    あいこちゃん「はーい今回は…」

    せーぎ「…あっ」ボソッ

    美久「せーぎぃーーー」フリフリ

    せーぎ(なんで窓の外から手降ってんの!!)

    美久「あ、い、に、き、た」パクパク

    せーぎ(ん?あ、い、し、て、る?)

    せーぎ「うっ!!////」

    あいこちゃん「うめたにどーかした?」

    せーぎ「いや、なんでもありません」ニヤニヤ

    きーちろ「あいつ」ヒソヒソ

    ゆーき「いつにもまして気持ち悪いな」ヒソヒソ

    ゆーき「好きなやつでもできたか」ヒソヒソ

    ゆーと「こんな掃き溜めクラスじゃ誰もいないって」ヒソヒソ

    あいこちゃん「はい中前もうるさい」

    きーちろ「なんでおれだけなんすか!」

    せーぎ(危なかった。ちょ、まじやめてよ)

    美久「ふふふー照れてるの可愛い」

    せーぎ(可愛いなぁ。でも、、、手段が。。)


    キーンコーンカーンコーン

    あいこちゃん「はーいおわりまーす」

    キリーツ、レイ、アリガトウゴザイマシター

    きーちろ「新宿いこぜ」

    せーぎ「よし。いくか」

    ゆーと「今日はバイトじゃないんだ」

    せーぎ「今日はね。」

    ゆーき「帰ろうぜ」スタスタ

    せーぎ(帰りに買わなきゃ)


    ジャアナーマタアシター

    せーぎ「…」スタスタ


    きーちろ「おい。おっかけるぞ」ニヤニヤ

    ゆーき「これなんか楽しいな」ニヤニヤ

    ゆーと「俺もう帰りたいんだが」

    きーちろ「いいから行くぞ」グイッ

    ゆーと「どーせなんもないってーー」


    ウィーン、イラッシャイマセー

    せーぎ「…」スタスタ

    ゆーき「おい。はいったぞ」

    きーちろ「ここって。。。え?」

    ゆーと「せーぎ料理人にでもなんの?」笑笑

    ゆーき「包丁屋さんやん、、」

    きーちろ「ちょっとまってみようぜ」


    アリガトウゴザイマシター

    せーぎ「…」スタスタ

    きーちろ「お、でてきた」ソローリ

    ゆーと「なんかニコニコしてんなあいつ」

    せーぎ「〜〜〜」ボソボソ

    ゆーき「なんか喋ってね?あいつ」

    きーちろ「独り言あんなするっけか」

    ゆーと「いやーしないと思う」

    ゆーき「意味わからん。」

    ゆーと「普通に親へのプレゼントとかじゃない?もう帰ろうぜ」

    きーちろ「せやな。おれはもうここだから帰るわ」

    ゆーと「ほーい。じゃあねー」

    ゆーき「…」


  • きーちろー
    きーちろー

    キーンコーンカーンコーン

    きーちろ「今日もバイト?」

    せーぎ「うん。ごめん。」

    きーちろ「今日木曜だからないんじゃなかったっけ?」

    せーぎ「いや、ヘルプで呼ばれてて」ヘヘ…

    きーちろ「そっか。」

    ゆーと「おれは暇だぞ」

    きーちろ「じゃあねこいきますか」

    ゆーき「すまん。おれもきつい」

    きーちろ「え?なんでや」

    ゆーき「普通に映画みたい」笑笑

    きーちろ「えーじゃあ今日やめとくか。帰るわ」

    ゆーと「おけ。ゆーき帰ろうぜ」

    ゆーき「いや、普通に榊原に呼ばれてんだよ。先帰ってて」

    ゆーと「あーまじか。せーぎ帰ろーぜ。ってあれ?」キョロキョロ

    ゆーと「帰っちゃったか。」テクテク



    せーぎ「…」ハーハー

    美久「よく騙せてこれたねっ!」フフフ

    せーぎ「なんでよりによって掃除道具箱の中なの?めちゃくちゃ密着しとるやん」ドキドキ

    美久「いーじゃんいーじゃん。せーぎと密着してるとドキドキする」フフ

    せーぎ「うぅ。。。」///

    美久「聞こえる?私の鼓動。私もドキドキしてるんだよ?」ウワメヅカイ

    せーぎ「あ、あ、うん。。聞こえてる。。」

  • きーちろー
    きーちろー

    せーぎ「あ、あのさ、なんでここに呼んだの?」

    美久「それはね。。。あ、静かに」ギュッ

    せーぎ「あっ」

    せーぎ(ちょ、胸が。。。)ギュー

    ガラガラガラ

    女A「はぁーつかれたー」ゴソゴソ

    せーぎ「え?あの人がどうかしたの?」ヒソヒソ

    美久「だから。昨日言ったでしょ?私が人間に戻るには。」

    せーぎ「そ、それは聞いたけどほんとなの?」

    美久「うん。私ね、せーぎのことが本気で好きなんだ。」

    せーぎ「う、うん」

    美久「だからね。。」

    せーぎ「…」ゴクッ

    美久「昨日言った通りにしてほしいの。。。」ギュッ

    せーぎ「…」

    美久「こんな卑怯な手でごめんね、でももう抑えられないの。」

    せーぎ「わかった。。やってみる。ここに呼び出された意味もやっとわかった」

    美久「ありがとう。」グスン

    バタンッ!!!

    女A「うあっ!!」ビクッ

    せーぎ「ど、どうも」笑

    女A「…」ペコリ

    せーぎ「…」スッ

    女A「え、え、え?」

    せーぎ「じっとしてて。」スタスタスタスタスタスタ

    女A「え。え。え。」


    ゆーき「やめろっ!!!!!!!!」ドンッ

    せーぎ「痛っ。なんでゆーきが」

    ゆーき「昨日から怪しいと思って今日つけてみたらなにしてんだよおまえ!!!!」

    せーぎ「…」

    ゆーき「このことをゆーときーちろが知ったらどーする。お前の家族が知ったらどーする」

    せーぎ「なんてことを。。」ウルウル

    ゆーき「とりあえず今日は帰ろう。話が大きくならないうちに。えーっと大丈夫?」

    女A「う、うん。これはなんなの。。」

    ゆーき「実は演劇の練習しててどれだけビビってくれるかなーって。だよな?」ハハハ

    せーぎ「そ、そうそう。」

    女A「なんだーよかった。じゃあね!」ガラガラ

    ゆーき「誰に言われた?」

    せーぎ「それは言えない。」

    ゆーき「前から言ってた子か」

    せーぎ「…うん。」

    ゆーき「なんでそんなことを指示してくる」

    せーぎ「実は、あの子、美久は幽霊なんだ。」

    ゆーき「え。」

    せーぎ「この学校のこの教室で怪事件で突然死んだらしい」

    せーぎ「怨念が溜まってるからこの学校内にはいれるらしいんだけどこのままじゃ成仏もできなくて。唯一人間に戻れる方法が。」

    ゆーき「魂みたいなのが必要だったのか」

    せーぎ「うん。。。」

    ゆーき「なんで言ってくれなかった。」

    せーぎ「だって言ったところで信じるわけないじゃん」

    ゆーき「たしかに前だったらきついだろうがいまおれは現にみたわけだし話せばあいつらもわかってくれる」

    せーぎ「わ、わかった。。」