りきりき2015年04月10日 02:18たとえば蝋燭のひかりを、西洋であれば硝子越しにダイレクト(生で)見るのを古来日本では障子や行灯の和紙を通して感じる「美」とでもいいましょうか、陰のなかに感じる翳りや明るさを。 そういった感覚を谷崎自身は「日本の美」と表現したかったように思います。 もともと電灯が無かった時代だからこそだと思うのですが… また能や歌舞伎にもそういうところが多く使われているように思います。