2018/5/19 (土) 「判断 そして 鷹揚」
献血日誌 二十五回目、いつもの献血ルームで888回目を無事終えて帰宅。前日夕方、横川・大黒湯で炭酸泉にじっくり浸かって血流を良くしているので逆に大事を取って朝湯の誘惑を絶って献血ルームへ直行。天気予報では劇的な温度変化の一日になるということなので朝湯を断念するのは仕方ないところ、直前で風邪を引いてはアウトなので。駅に向かう途中、コンビニのセブンイレブンの店舗を複数チラ見しながら結局はとりあえず今は何も買わないという決断をして電車での移動中はできるだけ寝ていました。
通い慣れた献血ルームですが、ハプニングをいろいろと体験したのははじめて。ただ、すべての事例に冷静に対応できたのは幸いでした。
最大のハプニングは医師の問診後の看護師さんによる検査採血時に二人の看護師さんから「こちらへどうぞ」と言われたこと。
席に近付いた際に二人共準備に追われている様子で後ろを向いていて三秒くらい間があってからの「こちらへどうぞ」のダブルコールに足は一歩も動きませんでした。
こちらからは選択できないと瞬時に判断を下し、不動を貫きました。やや、間があって少し位置的に遠い方の看護師さんが向きを変えてやや遠ざかり、近い方の看護師さんが再度「こちらへどうぞ」と声をかけてきたため一件落着。年齢はともかく声がかわいい人の方だったのである意味では当たり。針刺しも痛みを感じないで無事通過。
本番の採血時の針刺しも先ほどの看護師さんとは当然違う方でしたが難なく通過。その後も順調に進み終了間際に二つのハプニングが・・・。針を抜こうとして採血機に近付いてきた看護師さんのポジション取りがまずく、試験管に取った保存・検査用の血液セット入れに接触してそれらが落下。割れなくてほっとした後またまた次のハプニングが。針を抜いた後、手を上にして血止め待機中に「血圧を計ります。」と言われて言葉は出なかったものの頭の中では「あれれっ?」
長い献血LIFEの中での初体験は貴重なものでした。担当してくれた看護師さんはけして慌てた様子ではなかったのですが、人体に影響のない箇所での手順前後でよかったです。それから採血室を出て、飲み物コーナーへ直行。いつも飲むものは決めてあるので迷いません。ただ、左サイドのロッカー方向からの動きを察知して飲み物が出てくる機械(お金を入れない仕様なので自動販売機とは書けない!)の少し手前でストップ。まったくこちらを見ずに横方向へ移動する人をやり過ごしてから半歩前進。ここで危ない危ない、ゆっくりながらの「歩き」としても急ブレーキ。先ほどの人がこれまたこちらの方を見ずに急反転して戻ってきたのです。最初は余裕がある位置での停止でしたが、二度目は接触する寸前で街中だったら「バカヤロー。」と血圧が上がるところでしたがなぜか超冷静で穏やかな面持ちでした。どの場面でも冷静な気持ちを保てたのは888回目という魔の数字に支配されていたからかもしれません。
何事にも鷹揚に・・・が大切なようです。
前へ次へMizuno Toshinoriのトーク
トーク情報