最近は外に出掛けられないので、その余った時間を使って、家にある映画をまた改めて観返している
この前は、「ブラックホークダウン」(2001年)を観た
ソマリア内戦に介入したアメリカ軍の、実話を元にした物語で、監督はリドリースコットなんだけど、リドリーさんは弟のトニーさんと合わせて、職人気質のすごく鮮やかな映像を撮るので、個人的には好きだ
軍の特殊部隊は機密作戦を実行するも、ブラックホークヘリがソマリア民兵によって撃墜されてから、一気に情勢が変わっていく
この映画の戦闘シーンに関して言うと、プライベートライアン(1998年)に勝るとも劣らないぐらいの迫力があると思う
また、おれは映画を観る時に、主に脚本と音楽に着目して観るんだけど、この映画は音楽もかなりかっこいい
メインで担当したのはドイツの作曲家ハンスジマー(ダークナイト(2008年)やグラディエーター(2000年)、クリムゾンタイド(1995年)などを手掛ける)で、今回はアフリカ音楽やロックミュージックを中心に使っていて、戦闘シーンなどの臨場感、緊迫感をさらに際立たせている
なによりこの作品では、彼らの戦う姿を通じて、「漢たちの絆」のようなものを感じることができる
"It's what you do right now that makes a difference"
「今何をするかで、これからが変わる」
"It's about the men next to you"
「隣にいる仲間のために戦うんだよ」
「戦う」ということについて、いろいろと考えさせてくれる映画だ
最後に物語の中でも何度も登場し、そのディスクパッケージの裏面にも書かれているこの言葉
"LEAVE NO MAN BEHIND"
「誰も見捨てない」