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さらさちこのトーク
トーク情報
  • さらさちこ
    見城徹見城徹

    言葉は生き方を決定します。言葉によって人は行為するのです。行為した時、言葉はその人の中で肉体化されるのです。ですから、言葉と行為は表裏一体です。その時、言葉は説得力を持ち、人を動かします。そこに結果が生まれます。言葉→行為→肉体化→結果→新しい言葉。生きるということはこの繰り返しです。

  • さらさちこ
    見城徹見城徹

    ⬆︎ 有難う。嬉しいけれど、吉田松蔭の「覚悟」と「実践力」には遠く及びません。自分の信念を貫き通すために現実の踏絵を踏み抜き続けた正に狂気の人。29歳で斬首刑。水平に飛んだ駒鳥は木に激突して早くに命を落とすのです。66歳まで生き永らえている僕は凡人です。

  • さらさちこ
    見城徹見城徹

    一日一日は確実に過ぎて行く。一年後の人間ドックの日がすぐ来るように、僕が地に還る日もあっという間にやって来る。信じられないけれど、僕はこの世界から消えて無くなる。僕が生まれた前に戻る。人生は一夜の夢。だから、今日一日を熱狂して生きる。

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  • さらさちこ
    さらさちこ

    終わることだけが平等に来ることは分かります。太古からの様々な最期に思いを馳せると、明日も頑張ろうと思えます。

  • さらさちこ
    見城徹見城徹

    [熱海殺人事件]のラストですが、つかこうへいは最初のうちはビートルズの[オール・マイ・ラヴィング]、その後はプレスリーの[レット・イット・ビー・ミー]を使っていました。今回のトークショーで[熱海殺人事件]のオープニングとラストをやることに決めたのは当日の2日前の岡森諦との電話でした。せっかく役者が出るのにただトークするだけではもったいないと思ったからです。ラストの音楽はアリスの[冬の稲妻]にしたいと決めていました。観て下さった方は再認識したと思いますが、この曲は訳もなく劇的ですよね。アリスというグループの劇的さがこの一曲によく出ています。集団就職で東京に出て来た工員が女工を熱海の海岸で腰紐で首を絞めて殺す。そんな平凡な三面記事にもならない事件を派手な事件にしようと捜査するのは警視庁捜査一課・くわえ煙草伝兵衛と富山県警から赴任した熊田留吉。そして婦人警官・ハナ子。丁々発止のやり取り。やがて露わになる日本の経済成長の切ない歪み。涙と笑いと感動。容疑者を送検した後、その残酷な役回りに耐えきれず富山に帰ろうと決意した熊田留吉刑事にくわえ煙草伝兵衛が煙草の火を要求する。ラストのセリフ「うん、いい火加減だ]に被さるアリスの[冬の稲妻]。舞台に立ちながら、「決まったなあ」と一人で痺れてました(笑)。