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しょこたそのトーク
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  • しょこたそ
    藤田晋bot藤田晋bot

    「他に胸騒ぎするのないですか?」

    さきほどのAmeba経営本部の定例会議で
    聞かれました。

    Amebaでは私と経営本部のメンバーで
    100近いサービスの進捗状況を日常的に
    管理しています。

    なぜ「胸騒ぎ」が話題になったかというと、
    私は総合プロデューサーなので、
    Amebaの各サービスのプロデューサーとは
    上司と部下の関係なのですが、
    通常の仕事の中では見落としがちな
    意外な盲点に気づいたからです。

    それは、プロジェクトの進捗がよかったり、プロダクトの出来に自信があるチームのプロデューサーは、実によく報連相にきます。

    社長室の前で私の出待ちしてでも、
    私に途中経過を見せにきます。
    それは自信があるから見てほしい、
    喜ばせたいというのもあるでしょう。

    逆に、チームが迷走していたり、
    プロダクトの出来が悪かったりすると、
    意図して私の死角に入るかのように、
    報連相が途絶える人がいるのです。
    経験上、そのパターンでいきなり完成
    を見せられて、素晴らしい出来だった
    ということはまずありません。
    途中段階で指摘を受けることを恐れ、
    問題を先送りした結果、取り返しが
    つかなくなっているケースが多いです。

    うまくいっているチーム→報連相に来る。
    うまくいってないチーム→報連相にこない。

    だとすると、マネジメントがいち早く
    問題に気づいて対処しなければならない
    のは、報連相にこない後者です。

    でも、実際にはうまくいってないチームは
    「こない」訳ですから、忙しいマネジメントは見落としがちです。

    任せている仕事に胸騒ぎを感じたら、
    介入のゴーサインとみて間違いない。
私は過去のマネジメント経験を通じて
    そう考えています。

    ということで、日常業務の中では
    見落としがちな問題を発見するために、
    胸騒ぎを頼りに、こちらから行って、
    しつこく状況を聞いてみようとしている
    ところです。

    うざがられても、仕方ありません。


    (なんだ気のせいかぁ・・)

    であれば有難いのですが。

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