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ロングコートダディ堂前

10月20日(土) 実家にプチ帰省。 この前の帰省が1月だったので9ヶ月ほどぶりだ。 6月に巨大扇風機のロケで吹き飛ばされ、実家に着地したがあれは帰省にカウントしない。記憶もほぼ無くなっていたから。 僕の実家は1階が喫茶店で2階がふでばこ、 そして3階が喫茶店だ。 1階はいつもガラガラだが3階は常連の巣窟。 3階に行くと、向かいの家に住んでいるトキタさんがいた。トキタさんは僕の顔を見るなり話しかけてくれた。 「いんびーにんび」 僕の住んでいる地域は福井県の山奥。方言がなかなかきつい。僕も話すことができるが、大阪では絶対に話さないようにしている。意味がわからないからだ。 「いんびーにんび」は「久しぶり」という意味か「絶対に許さん」という意味。こういう風に複数の意味を持つ言葉が多い。 僕は「久しぶり」と返すとトキタさんは 「でんばらん、でんばらん、あまな。おいっと、ぷんぷん。ぷんぷんぷん。ぷんぷん、ぷんぷんぷんぷん」 と言ってくれた。 これは「最近がんばってるようやな、もっと頑張ってお父さんお母さんに恩返しできるようにならなあかんな」という意味か「お前に時計を粉々にされたことは死ぬまで忘れない。お前もいつか時計と同じように粉々にしてやる」という意味。 時計は粉々にしたことがないので恐らく前者の意味だろう。 僕は「うん、がんばるわ」と言うとトキタさんは 「けい!」 と言った。これは「おう!」という意味か「何点差?」という意味。ここの方言は!が?になることもあるので本当に意味が分からない。 トキタさんがお会計をして喫茶店を出ていったので暇になった僕は卒業アルバムでもみようかという雰囲気になったが、過去を振り返っても仕方がないと思ったので何もしなかった。 晩御飯は鶏肉のすき焼きだった。 実家パワーもゲットしたので今日からまた頑張ろう。

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