あっさーのトーク
トーク情報あっさー 溝口 勇児溝口 勇児 最近は若者に起業についての相談をされることが増えたけど、その時に一生懸命崇高な目的を語る子がいる。ただ歯に衣着せずに言えば、言葉が軽くて全く響かないケースがほとんど。
なぜならそこに原体験や想いの強さがないから。
ただ、僕は若いうちは崇高な目的を初めから掲げて起業する必要はないんじゃないかなって思ってる。
負えるリスクの範囲内であればあまりなにも考えないでやってみればいいんじゃないかなと。
そもそも若いうちに起業を目指す人って、マズローの欲求段階説とかでいうと、いわゆる認知欲求を満たしたいと思ってるのがだいたいの真実。
例えばモテたいとか、社長と呼ばれたいとか、お金持ちになりたいとか。
僕は、認知欲求を超えることなく自己実現の欲求まではなかなかいかないと思ってます。
それだったら社長になれば、そしてある程度素地があって頑張れる人であれば、すぐに一定の認知欲求は満たされちゃうんですよね。
すると、どうでもよくなる。例えばトップでありたいとか、社長と呼ばれたいとかはすぐになくなる。
そしたら初めて、その先に「俺はこういう世の中を作りたい」「事業を通じて世の中に価値を残したい」という真の崇高な目的が見えてくると思っていて。
そういう意味でだったら早めに、認知欲求みたいなものを満たすために起業だったら起業をしちゃえばいいと思うんですよね。
そこまで行けば成功確率もあがる。
なぜなら言葉に想いと背景が込められてるから。
そうするとその想いに共感した仲間や支援者や投資家といった多くの人を巻き込めるようになる。
そういう意味で最初のスタートはもっと自分の感情に素直でいいし、気軽でいいと思うんですね。
かなりの確率でうまくいかないと思いますが笑、だいたいの人はそこを超えてきてるので。