nobuのトーク
トーク情報nob 見城徹見城徹 檄
われわれは四年待つた。最後の一年は熱烈に待つた。もう待てぬ。自ら冒涜する者を待つわけには行かぬ。しかしあと三十分、最後の三十分待たう。共に起つて義のために共に死ぬのだ。日本を日本の真姿に戻して、そこで死ぬのだ。生命尊重のみで、魂は死んでもよいのか。生命以上の価値なくして何の軍隊だ。今こそわれわれは生命尊重以上の価値の所在を諸君の目に見せてやる。それは自由でも民主々義でもない。日本だ。われわれの愛する歴史と伝統の国、日本だ。これを骨抜きにしてしまつた憲法に体をぶつけて死ぬ奴はゐないのか。もしゐれば、今からでも共に起ち、共に死なう。われわれは至純の魂を持つ諸君が、一個の男子、真の武士として蘇へることを熱望するあまり、この挙に出たのである。
ーー楯の会隊長 三島由紀夫nob さくらさくら 2020年4月20日
22年以上勤務した会社を退職しました。この決断に至るまで色々考えました。考え抜いた上での決断です。楽な方に舵を切ったか? いや、そうではない。ある程度のことを諦めて、当たり障りなく定年まで過ごす道は嫌だった。死んだら全て無になる絶望うへの道。それならば、自分が生きる為に、本当の意味で「生きる」為の決断だ。楽な道を行くなら50歳になって転職なんかするものか。
仕事でも遊びでも自分が残りの人生を生きる為に新たな道を行く。
散るをいとう 世にも人にも
さきがけて散るこそ花と 吹く小夜嵐
見城さんから教えていただいた三島由紀夫さんの辞世。
身にしみる。
話が三島由紀夫さんになったので少し。
「私はこれからの日本に大して希望をつなぐことはできない。このまま行ったら日本はなくなってしまうのではないかという感を日ましに深くする。日本はなくなって、その代わりに、無機的な、からっぽな、ニュートラルな、中間色の、富裕な、抜け目がない、或る経済大国が極東の一角に残るのであろう。それでもいいと思ってる人たちと、私は口をきく気にもなれなくなっているのである。」
という三島由紀夫さんの一文。現東京都知事の小池百合子氏に読ませてやりたい。
話を戻します。
とにかく、見城さんから学んだことを胸に、これから学ぶことを標に、
微笑みながら死ねるよう生きていきます。