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テリーニトウのトーク
トーク情報
  • テリーニトウ
    テリーニトウ

    テリーズ通信⑥
    信義則
    人体の細胞の数は、約37兆2,000億個。そして脳は、140億個の神経細胞から出来ている。この営みが自然になされている。この細胞群に生かされていると言ってもいい。意志以前に生命が維持されているということ。巨大な乗り物に乗っているとも言える。それでいて細胞は個でもある。大乗であり小乗でもある。細胞のネットワークが意識を生み出す。意識は人間社会のネットワークと繋がり、生命体としての地球のネットワークとも繋がり、やがて、天とも神とも考えられる宇宙のネットワークとも繋がる。そして毎瞬、交信している。今、何処に居て、何処へ向かうのか?たまたま訪れたこの惑星でどう過ごすのか?この旅は、いつまで続くのか?部屋が箱舟のようになっていく。残るものと残らないもの。その選別は苦渋。なんでも取っておく習性ゆえの業。2025年の引っ越しでは1割だけに絞った。
    此岸と彼岸はパラレルの世界。おそらくはわたしたちは、何らかの訓練をしてるんだろう。
    自分の意志とは関わりなく歯車が動き出すことがある。
    人を薙ぎ倒しても平気な個人が操縦していることがある。それはまるで戦車だ。薙ぎ倒される側はたまったものでない。大きな戦車が襲いかかってくる。法律はこの残酷な人間に対して無力だ。
    また、何処へ着地するのか分からない飛行機に乗っているようだ。80億の人が130年以内に目的地に着く。 
    しかし、誰にもそれは知らされていない。この不思議な旅は、双六のように振り出しに戻ることもある。人は自分が作り出した物語を生きてるんだなとつくづく感じる。それは自分以外の途轍もない数の人間の物語と絡み合っている。出逢いと別れを繰り返しながらも全ては繋がっている。頼りになるのはprinciple of good faith and fair dealingである。
    20260912

  • テリーニトウ
    テリーニトウ

    テリーズ通信⑦
    ヨーロッパ45日の旅
    7月14日、この日、成田から上野に戻ってくるスカイライナーから見た水田の瑞々しい稲穂に30歳当時のわたしは感動した。
    最愛の人との旅は極楽そのものだった。わたしが撮影した写真の枚数は1,500枚、ステレオで教会の鐘の音も録音した。パリ、アムステルダム、ゲント、ローマ、アテネ、バルセルナのサグダラファミリア、ピサ、ヴェネチア、シエナにも行った。
    2人がいちばん感動したのがTGVを乗り継ぎ自転車で行ったバタイユも眠るヴェズレーだった。ワインを引っかけ行ったので極楽のきわみだった。
    1500枚の写真は数十枚、わたしの手元にあるだけで今はどこにあるかわからない。別れて18年後の2018年7月4日、他界してしまったので聞きようもない。
    潔癖な人だったので全部処分してしまったのかもしれない。ただ、別れる前にわたしの幼い頃からのアルバムをその人の完璧な編集で送ってきてくれた。そこにはヴェズレーで撮った自転車とその人が写った写真が入っていなかった。
    7月14日の今日、サイクリング自転車と眩しそうにしている短パン姿のその人の姿がクッキリ蘇ってきた。わたしの人生を楽園にしてくれた最愛の人には感謝しかない。
    20260912

  • テリーニトウ
    テリーニトウ

    テリーズ通信⑧
    82億分の1の自分
    137億年の果てに今がある。そして、37兆2000億個と細胞が生きずいている。1つの受精卵と精子が出逢うところから始まり、分裂を繰り返し、日々生成と壊死を繰り返し、常に新しい細胞に入れ替わっているという。入れ替わりの周期は細胞の種類によって異なり、脳や脊髄の細胞は入れ替わらないといわれる。この奇跡のような現実を知ることからの始まる。82億分の1の自分。折り返し地点は過ぎたがゴールはまだ。D’où venons-nous? Que sommes-nous? Où allons-nous? 何処から? 何者なのか? 何処へ?
    20260913