チーム8の初めてのオリジナルソング『47の素敵な街へ』 まだチーム8を見始めて間もない頃、初めてこの曲を聴いた時の正直な気持ちは、こうだった。 車に乗って会いに行こう、なんてトヨタに気を遣ったような歌詞だなぁ。 拒否した訳ではないけれど、大して響いて来なかった。 しばらく経ち、2014年の秋頃だったか。 公式サイトのブログで、なおちゃん(太田 奈緒)がこんなことを書いていた。 “47は行きたい街の数”って言う言い回しが好き、と。 そこで「ん?」と思い、歌詞を見直し始める。 そして、この歌にはチーム8に対する愛情が溢れる歌だと気づく。 “47は行きたい街の数” これは、行きたい街の数が47ある、ということではない。 47こそが行きたい街の数と言う強い言葉。 同じような言い回しとして “大事な人 君だ”がある。 これも強い言葉。他の誰でもない、君こそが大事な人なんだと。 “真っ青な空を見上げて 誰かのこと思ってますか?” この問いかけから47の素敵な街へは始まります。 “幸せなこと 見つけた時は 君に分けてあげたい” “悲しいことが あった時には 話を聞いて欲しい” いつも思うのは大事な君のこと “47の素敵なあの街へ 歌を歌いながら 会いに行こう” “47の素敵なあの街へ 何を話そうかと 考えながら” 大好きな車に乗ってファンの待つイベント会場にやって来るメンバーたち。 歌詞にあるように、この会いに行く活動を続け、いつの日か全部回ると 途中でメンバーが歌う自分の県名は、単なる歌詞の中の言葉ではなく、まさに会いに行った県を歌っていることになります。 北海道から47番目の沖縄まですべて。 “いつの日か 全部回って 日本全国の友だちと 笑顔の輪” 日本全国の友だちとは、誰か。 それは47人のチーム8のメンバーのこと。 もちろんメンバーとファンと言っても間違いなんかではない。 けれど、この歌はチーム8のために作られた歌。 日本全国の友だちとは、誰1人欠けても成立しないチーム8の47人のメンバーたちのこと。 そして47人で作る笑顔の輪。 メンバーが作るこの曲の最後の“笑顔の輪”は数字の8ではない。 無限を意味する“∞” 笑顔を日本全国に、そして世界に繋げて行く活動をしているチーム8のメンバーたち。 チーム8にしか歌えない『47の素敵な街へ』 いつか、年末の紅白歌合戦でチーム8がこの曲を歌う日が来るかも知れませんね。 そんなことを、明日の全国ツアー新潟公演を行くために乗っている上越新幹線“とき349号”の中で書いてみた
