あの時止まった時間 僕はずっと探していた 見えない“何か”を 真っ暗な場所で 何処を見て何を見ているの 何も分からないまま ずっと探し続けた どうしてこうなってしまった 僕が何をした？ 僕の問いにこたえるモノは無い あの時から僕は此処にいた いつの間にかこれが当たり前だった 苦しさなんて無くなった 此処が僕の居場所になっていた あの頃から探していたセカイ それは遠く、遠く、手の届かない 見えない夢になっていた 何故か分からず叫んでいた 声が枯れるまで 《運命》なんて美しい物はない 僕が探していたセカイ 綺麗な景色なんてあるはずもなかった ひたすら紅い線を見つめていた いつの間にこうなってしまった 僕が何をした？ 僕の問いにこたえるモノは無い あの時から僕は此処にいた いつの間にか自傷(これ)が当たり前だった 痛みなんてありもしない これが僕の本当になっていた あの頃から探していたセカイ それは遠く、遠く、あるはずのない 見えない幻想(夢)になっていた 何故か分からず叫んでいた 声が枯れるまで どうして僕は此処に居るの？ 誰も居ない暗闇の中 小さな光が 一瞬で僕を包み込んだ あの頃止まった時間は 進み始めた 消えない傷と共に あの時見えた小さな光が 僕を導いた 嘘のように単純に だから僕は前を向く 二度と戻らないように あの光を君に伝えるために あの頃から探していたセカイは 自分が創り、自分で進む 簡単で単純な 迷路なんだ