各調査のVR市場規模予測
(1)Digi-Capital
英国の投資銀行Digi-Capitalが、昨年発表した報告では、2016年における、仮想現実(VR)と拡張現実(AR)を合わせた世界のビジネス規模は約50億ドル、2020年には1200億ドルと推測しています。1200億ドルのうちVR関係は300億ドルで、残りの900億ドルはAR関係としています。Digi-Capitalの当初の発表では、2020年までのVR/AR業界収益予測を1500億ドルとしていましたが、2016年1月に1200億ドルと訂正しています。ただし、VRは変わらずARのみ300億ドルダウンさせています。ARは機器を身に着けて外出することができるなど、行動に制限がないことからスマートフォンのような用途の広がりが期待できるとしてVRよりも市場規模を大きくなると見ているようです。その時期は2018年を転換点と見ています。
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