成人の日でしたね。 なぎは2年前が成人式でした。 大雪だったあの日、高校での祝う会に集まれたのは運の良かった数人で。 その中に、余命宣告をされ、成人式まで生きられるか危ういと言われていた大好きな友人の姿がありました。 自力で立てず、車いすに乗ってガリガリに痩せた友人。 それでも会えたことが純粋に嬉しくて、振り袖を着られない彼女に振り袖姿で駆け寄ってしまいました。 彼女の「綺麗だよ」って優しい言葉にハッとして、彼女や彼女のご両親はどんな気持ちでなぎを見ているんだろうと思いました。 それでも話せてよかったと言えるのは、それが彼女との最期の思い出となったからです。 成人式は「大人の仲間入りをする式」だそうですが、なぎは「20年健やかに生きてきたことに感謝する」ことがその本意だと思っています。 20年間の重みや誇りを胸に、社会を担う自覚を培っていこうと。 新成人の皆様がそう思ってくれていたらいいなと思います( ๓´╰╯`๓)