⬆︎週末に遅ればせながらクリード炎の宿敵を見て来ました。
ボクシングと言う一見シンプルなスポーツの勝ち負けに、殊更にスポットを当てて映画化する必要があったのかと、観覧直後においても疑問を持っていましたが、今思うと描かれていたのはアドニス個体、ヴィクター個体、更にはイワン・ドラゴ個体の各々の自身との戦いであって、それがあの場面、特に最後の試合で交差しただけの事。
そう思うと単純と思っていた描写の深さが見えて来ました。最終ラウンドでのロッキーのテーマは相手を倒した事にではなく、アドニスが過去の自分を打ち倒した事へのファンファーレ。だからこそイワン親子は走り始めた。
今になって泣けて来ました。I will go to war!