>コジローくん レスが遅れてしまった。申し訳ない。こうういうのって、勉強した人が引っかかる傾向になります。深読みしてしまうので。
今回、敢えて深読みの網に引っかかるとすれば、一酸化窒素の投与は御指摘の通り、血管拡張作用を狙っています。具体的な疾患を挙げると、出生して数日経ってから出現する、新生児慢性肺疾患という疾患群に使用します。
国試でよく見かける、Wilson Mikity症候群が、この概念に含まれます。
出生後に肺高血圧になる疾患に対して用いるのが、血管拡張薬なのです。
この辺の知識は専門医レベルになってくるので、NOの吸入が積極的に国試の正解の選択肢になることは考えにくいかなと思います。
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