暗殺を読み終えて、もう本当に命懸けでこの本を書かれたのだろうと、思うと怖くなりました。
私にとって大和西大寺はとてもゆかりのある場所です。
何度も本に出てくるキョウワタウンも、手に取るようにわかる。
ショックが強すぎるけれど、フィクションですと言いながら、ずっとおかしいと思っていたことが、全てうまくつながった形でストーリーになっていることに、おそろしさを感じます。
それぞれが、自分の思想の正しさのために真っ直ぐに行うことの、危うさを改めて感じました。
平和ってどこにあるんでしょうね。
命って儚い。
なんだかとてもやるせない気持ちのまま本を閉じました。
見城さん。すごい本をありがとうございました。
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