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見城さん bot book movie etc…
トーク情報
  • 【公式】鈴木商店
    見城徹見城徹

    東宝試写室で李相日監督[国宝]を観た。3時間があっという間。何という映画!監督、脚本、役者、音楽、音響、撮影、全てが凄い。全てがシンフォニック!圧倒されて言葉もない。これが映画だ!感想はまた書きます。

  • 【公式】鈴木商店
    中川 剛中川 剛

    ↑萩原清澄さんのご著書「サービスマンという病い」は、2016年、755に感想をアップさせていただきましたが、書かれた内容が非常に鮮やかだったことを思い出します。
    見城さんのご著書「編集者という病い」を思い出すタイトルも印象的でしたが、まるで「サービス」に取り憑かれた様な萩原さんの恐るべき圧倒的努力のエピソードを読み、タイトルに納得がいったのもよく覚えております。

  • 【公式】鈴木商店
    見城徹見城徹
    kaaki67
    見城さん 公式のXから発表がありました。 アイナ・ジ・エンド初のフォトエッセイ『達者じゃなくても』を6月9日(ロックの日)に発売決定。6月7日は、私の誕生日です。私にとって人生最高の誕生日プレゼントです。 こんな奇跡が起きる S N Sが世の中にあるなんて信じられません。755を作っていただいた堀江様、藤田様、そしてお忙しい中、命の時間を削って返信をしてくださる見城様、本当にありがとうございます。

    とんでもない本が出来上がりつつあります。
    楽しみにして下さい。

  • 【公式】鈴木商店
    見城徹見城徹

    昨夜、キャロル・リード監督の[第三の男]のラストを思い出していた。犯罪者になった親友(オーソン・ウェルズ)を裏切って警察に協力した男(ジョセフ・コットン)。犯罪者になってもオーソン・ウェルズを愛し続けた女(アリダ・ヴァリ)。求愛しようとするジョセフ・コットンを一瞥すらせずアリダ・ヴァリが歩き去るあの衝撃のラスト・シーン。軽蔑すらしない軽蔑。あのラストで[第三の男]は映画史に残る名作になった。
    [第三の男]は男の友情の映画ではない。女の生き方の映画だ。

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  • 【公式】鈴木商店
    鯖缶鯖缶
    投稿画像

    胆のうがんを患い「余命わずか」を宣告された母・伊鈴さんと在宅訪問医療を決意した夫、子供2人のご家族のノンフィクション。
    死が迫る本人とそのご家族のそれぞれの心の葛藤と、また最後までお互いを思いやり気遣う優しさに、熱い涙が流れる一冊です。

    栄養士だった伊鈴さんが死ぬ前に書き残したレシピがいつまでも家族の味として受け継がれ生きています。
    作るたび食べるたび、残された家族は伊鈴さんの事を思い出し、そうして伊鈴さんの魂は永遠に生きるのです。
    私も同じ母として、子供達にレシピは絶対残してあげたいと思いました。

    この本は死に向かうけれど決して悲壮感はなく、むしろ明るく直向きで温かいです。
    だけど私は…あまりにも完璧な家族愛に…実は時々顔が歪みました。

    私にはかつて愛媛に独り暮らす父がいました。末期がんで余命が僅かとなり、私は東京から行ったり来たりがいよいよ厳しくなった時、迷いましたが東京での在宅医療を決意しました。
    ところが万全の準備が整ったのに、東京へ来る2日前に容態が急変し、あっさり逝ってしまいました。

    私も父を看取ってあげたかった。美味しいご飯を毎日食べさせて車椅子で散歩に連れて行ってあげたかった。どんなに汚い事でも辛い事でも受け止めてあげたかった。
    だからこの本の家族が羨ましくて悲しくなりました。

    でも今は私のそばに、父と一緒に連れてくるつもりだったはずの猫がいます。愛媛から連れてきました。
    猫は父の死後、あっさり私に鞍替えし、今日ものんびり日向ぼっこしています。
    父も天国から半分呆れて安心して見てくれてるでしょう。

    いつか必ず誰にでも訪れる死、悔いのない最期を迎えられるよう出来ることは多くあるとこの本から知りました。
    「死ぬことは、最期を生きること。」
    帯にあったこの言葉が、私の胸に深い余韻を残してます。

    「最後のレシピ」読書感想文

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