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橋本 和馬

その翌朝、僕は、ぼんやりとした頭でこう思った。 この選挙は自民党の勝ちだ。残念だけれど、自民党の当落線上に居る議員は、これを“最大限に利用”しなくてはならない。政治とはそういうものだ。全ては憲法改正の為だ。其れしか安倍晋三の死に報いるものはあるまい。 選挙が終わった。自民党は勝った。 僕はまだぼんやりしていた。安倍晋三さんが居ないという事実を全く受け入れられなかったからだ。其れでも選挙の結果を受けてこう考えた。 安倍晋三の遺産を受け継いだ最大派閥の安倍派議員が八面六臂の動きを見せて次の次の国会(選挙直後の国会は審議をしない)で直ぐに憲法改正の発議をするだろう。 そうでなくては仁義が立たぬ。親を取られたら子は返しをしなければならない。返しをしないで跡目を取ることなど出来ない。其れは政治の世界も、どの世界も共通なのだから。 安倍晋三に恩を受けた全ての自民党議員が躍動してくれると僕は信じていた。 ところが…いつになっても憲法改正の発議が無い。 総裁選では宏池会が勝った。嫌な気持ちになった。 其れでも僕は待った。 自民党しか日本の政治を動かせないと知っているから。 最後の半年は熱烈に待った。 サミットが終わり、自民党はLGBT法案を強行的に作成して国会を通した。 何だこれは。何なのだ。 もう待てぬ。 我々はもう自民党に期待してはならない。自民党はもう憲法改正をやらない。ならば自民党を勝たせる必要はない。 公明党と併せて3分の2の議席では公明党が日本の政治を決めることになる。キャスティングボートを宗教団体の組織票に左右される国である。 其れは何故か。 愚かな国民が選挙に行かぬからである。 政治家のレベルは国民のレベルを超えぬ。 ならば僕はこれから死ぬまでの時間を自民党を倒す為に遣う。 そのやり方は何も自民党を攻撃するものでは無い。そんな事では自民党を倒せない。大自民党は痛くも痒くも無いだろう。 国民のレベルを上げる事だ。 生きているうちは無理だろう。一朝一夕には行かぬだろう。 其れでも、国民の知性と教養を上げ、コモンセンスを形成する活動しかない。 躾と教育の改革。修身と言い換えても良いかも知れぬ。 仁義礼智を大切にする事である。 日本国の未来のために。

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O_samu@ぬこバカ一代 橋本諦舟斎のトーク
トーク情報
  • 橋本 和馬
    橋本 和馬

    今年の菊花賞は50代騎手の夢舞台。
    僕の夢は大好きなビザンチンドリーム。
    阪神の新馬戦を生で見た衝撃が忘れられない。常に単複を買っています🤣🤣

    シュタルケ 50歳
    岩田康誠  50歳
    武豊  55歳
    横山典弘  56歳
    柴田善臣  58歳

  • 橋本 和馬
    橋本 和馬

    会員制のお寿司屋さん。

    批判したい人は、何をどうしたって批判するわけですね。例えば

    VIP、お金持ち、美食家相手にだけ商売するのか!

    と批判する。でも、いろいろなお店で食べている人、その上で本当の味のわかる人…ということになると、どうしたって会員制にしなくちゃいけなくなるでしょ。そういう人たちと勝負したいならね。利益なんて度外視だと思う。

    それで誰でも入れるお店を作ったら作ったで

    会員制の方のお店とは違うものを出している!差別だ!欺瞞だ!

    と批判する。店主がネタは同じでも出しているものは違いますと前置きしているのに。

    前にも書いたけれど

    【善意や好意で提供しても、すぐにそれが“当然”になるのが、悲しいけれど現実世界】

    なんですね。はかってもらった便宜を、次回からはあたり前のことのように要求するようになるのが人間です。

    難しいところです。

  • 橋本 和馬
    橋本 和馬

    僕が若い頃働いていたお店のオーナーシェフは開店時間にとても厳しい人だった。

    開店時間は、お店とお客様との最初の約束事

    と言って。

    ある日、外に並んでいるお客様がいたので僕が1分早めに開けようとすると、怒られた。

    時間通りに開けなさい

    と。

    お店が終わって賄いを皆で食べている時にオーナーが言った。

    外でお待ちのお客様のために1分早めに開店しようとした君の優しさは素敵なことなんだよ。それはダメじゃない。いつまでもその気持を持って接客してほしい。
    でも、人間というのは悲しい生き物でね。

    善意や好意ではかってもらった便宜は、次の日から”やってもらってあたりまえ”に変わる

    んだよ。君が機転を利かせて対応したことが、次の日からは当然になる。君が1分早く入れたお客さんは、次から5分前に来て並ぶようになる。

    だから客商売ってのはね、時には心を鬼にしなくちゃいけないこともあるんだってことさ。

    今でも僕は開店時間を守らないお店には行かないし、早めに開けて仕舞うお店にも、実は行かないのはこういうことなんです。

  • 橋本 和馬
    橋本 和馬

    755で、見城さんに叱られた方のトークを読んだ。

    あんなに真剣に叱ってくれる人が僕にはもう居ない。

    すごく怖い。淋しい。

    えも言われぬ気持ち。

    孤独感を感じました。

  • 橋本 和馬
    橋本 和馬

    世に出たい、有名になりたい、認められたい、チヤホヤされたい、ようは褒められたいだけのガキなんですよ。

    コレを捨て去るのはすごく大変だった。
    大した才能も無いのに何故勘違いしたのか今でもわからない。

    徹底した自己評価、自己否定、自己研鑽を日々意識することで大分克服できたような気がする。

  • 橋本 和馬
    橋本 和馬

    見城さんの“タップダンス”を見た。
    何時も思うけれど見城さんは

    【悪魔のように老獪で少年のようにピュア】

    なんだよなぁ。男の理想形だよね。