まなもです。 永青文庫に行きました。刀剣の展示もすごかったのですが、個人的には階段を降りたところの本棚がすごく楽しくて、 扉を開けて本を取り出して読む想像を勝手にしていました。日本語以外読めないのですが、本文を眺めているだけでわくわくして楽しかったです(全て想像の話なので、実際の手のひらの上には虚無が広がっていました)(何もないところで楽しめるタイプです) 今回この展示を知るきっかけになった「刀 銘 濃州関住兼定作(歌仙兼定)」は、思ったよりも小さくて、これで36人斬ったのか……いや、真偽はわからないけれども、あるかもしれないと思われるということか……としみじみとしてしまいました。 ただ、ビジュアル的に「脇指　銘　大道直房入道」の倶利伽羅龍の透かしにテンションが上がったのでいつか本物もみたいです。 あとは私毘沙門天好きなんですよ〜なので「毘沙門天図鐔 銘 城州伏見住金家」もかっこよかったです！！！強そう！ * ずっと思っているのですが、刃文の説明に「優美」「華やか」「力強い」などあるじゃないですか。感覚的にすごくわかるなぁと思うのですが、何故そういう感じがするんだろうといつも考えています。刃文が人の感覚に与える影響、興味深くて、博物館などで刀剣を見るといつも考えてしまいます。いつか答えを見つけたいですね。 あとは、仏像をね、こういうところで見る時と、お寺で見る時と感覚が違うのも不思議だなぁと思うのです。周りの雰囲気が与える影響は自分が思うよりもずっと大きいのですね。