【認知バイアス】 今日HLCでご登壇いただいた曽和さんがおっしゃっていた認知バイアスを簡単にですがまとめてみました。 ■ダニング=クルーガー効果 →能力の高い人は自分を過小評価、能力の低い人は自分を過大評価する ■ピーク・エンドの法則 →ある経験の記憶を「ピーク時」と「終了時」によって決めてしまう ■自己奉仕バイアス →他人に生じた現象は他人自身に原因があると考える、自分に生じた現象は自分以外に原因があると考える。 ■内集団バイアス →自分がいる集団は優れていると錯覚する。 ■バンドワゴン効果 →ある選択が多数に受け入れられている、流行している情報が流れることで、その選択への支持が一層強くなること。 ■バーナム効果 →誰にでも該当するような曖昧で一般的な性格を表す記述を、自分だけに当てはまる正確なものだと捉えてしまう。 ■リスキーシフト →普段は温厚な人間でも大勢の集団の中ではその成員が極端な言動を行っても、それに疑問を持たなくなったり、同調したり、一緒になってそれを主張したりするようになること ■コンコルド効果 →あるものに投資し続けていると、大きな損失になると分かっていてもその投資をやめられないこと。 ■プロスペクト理論 →利益の得る場面ではその利益を確実にとる選択をし、逆に損失が出ている場面ではそれを取り戻そうとより大きなリスクをとる ■アンカリング効果 →最初に印象に残った数字やものがその後の判断に影響を及ぼす ■社会的手抜き →大人数で仕事をする場合、手を抜く傾向 ※フリーライダー現象 ■アポフェニア/コンステレーション →無作為あるいは無意味な情報の中から規則性や関連性を見出す知覚作用 ■投影バイアス →他人が自分と同じように考え、自分に同意するはずだと思い込む ■心理的リアクタンス →他人から選択を強制されると、たとえそれがプラスでも無意識に反発的な行動をとってしまう ■モラル信任効果 →自分のモラルが他者に信任された場合、多少非倫理的な行動を犯しても他者は許すであろうという考え ■間隔効果 →短い間隔よりも長い間隔で繰り返し学習した方が記憶に残りやすい 運用でもこういったバイアスは起こりやすい(特に確証バイアスとか)のでバイアスを認知した上で仕事に取り組みたいと思いました。