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しんのすけ

ぐんじょういろ 幼い頃から好きだった色。ぐんじょういろ。 秘めているパワーや濃さは強くても、それを表出する主張の強すぎない色。 先日までの私はブルーというよりぐんじょういろだった。混沌とした気持ち。 7/1最終面接。 長い戦いの終止符は、情けないが祈られた形で終わってしまった。全てが思い通りに行くようなものではないのでは分かっていても、私にとって夢とは絶対的なもので。それに対してならいくら犠牲を払おうとも気にしない。そんな道を歩んできた。 感情の混沌に苛まされてきた。単に就職活動に失敗したからだけではない。現在、その延長線上にある将来。今この時間、この時の決断が何か人生を大きく揺るがしそうで、何もかも考えるのが億劫であった。 それだけなら良い。ひとえに延長線と言っても、いろいろな紐によって結われている気がして。そしてその紐の取捨選択が、24歳の私には出来なかった。 24という年齢に降りかかる責任、感情、理性、そんなに簡単に片付けてほしくない感情。ブルーというより、ひたすら混沌として感情が繁茂したぐんじょういろ。 ぐんじょういろの私は、人生への当てつけのように千葉ロッテの応援で声を枯らし、決して得られない達成感や充足感をひたすら求めていた。 ⸺会いたくなかったの。正直。 ⸺勝ってから会いたかった。 ぐんじょういろの気持ちに塗れたいまの私では、あなたに会いたくない。もう少し言うと、会えなかった。 それでも、あなたはいつも私のピンチの時に救ってくれるひと。そう思い直した。 ⸺お疲れ様 別れ際に言われたその一言で全て報われた気がした。 思えば、4月の私はあなたに背中を押して欲しかったのかもしれない。それでも最後の勇気が出ない。いつだってわがままだ。 それでも、最後の最後にあなたに背中を押して貰えたおかげでここまでの3ヶ月間、踏ん張り続けてきた。 結果こそ出せなかったが、人生の中で指折りの密度の濃い時間だった。いつかあなたが嫌な奴と言った自分から少しは成長出来たかな。 あなたに背中を押して貰えて。もう一度頑張ろうと思えて。去年には見えなかった世界まで見ることが出来た。それに沢山得られるものがあった。その全てのきっかけをくれたことに私は感謝しているよ。 ぐんじょういろの全てが溶けた気がした。寧ろ、自分でも戦くほどに清々しい気持ちが感情を占めている。 これ以上もたれ掛かりたくないから。 それでも誰よりも大切な人。ずっと待っててくれてありがとう。これからも大切な人。

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たはごと
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  • しんのすけ
    しんのすけ

    2024/04/15
    「23.909」

    トウ○○タシムをパクりたいわけではなくて、自分の言葉で書きたい今日。これはほんとうだから!
    けど、なんとなく育ててもらった作家さんが似てる気がする。完全一致じゃなくても、毛色が一緒な気がする。それでいて主軸を置いていたところは絶対に違う。


    朝から寝坊して、怖い怖いと言いながら最寄りまでダッシュ。りんかい線遅延の絶望と迫りくる保安検査のデッドライン。なんとかゲートを潜った安堵感から、950円のシウマイ弁当を買った。昨日までの緊張が一気に解けたこともあり、カロリーなど目もくれずにいくらでも頬張りたかった。

    なのに思いのほか、箸が進まない。



    正直、きのうまでのために自分を変えてきた。けれども変わってきたのはその外面だけなのかもしれない。ジョージ(本家)さんのようになりたいと言ってもそう単純ではない。心の臓まで染み込んだ私の毛嫌いする「私」は、どうやら簡単には衣替えしてくれない。


    最近、頭をめぐる言葉がある。
    「送る側って辛いよ」

    友人のような、先輩のような彼が暖炉のそばで発した突拍子もない1言。表面だけにはない重さのようなものを直感した。
    その直感は残酷なように的を射ている。同期を見送り、後輩が同級生となった今、不安と現実の残酷さに何度も蹂躙されそうになる。



    誕生日で計算すると、頭の中のそろばんは23.909歳だと教えてくれた。大学に1周り遅れて入って、もう1周り遅れて。遠回りばかりしてる故、まだ世間的一般の大学4年生の歳だと認識していた。なのにもうそんなに歳をとってしまっていることが恐ろしい。


    それでも、まだ真っ直ぐ生きるのが怖い。正確に言うと、「普通」の生き方から目を背けているのかもしれない。そしてそれは、特別への羨望でもあり、偽りの特別の暖かさや心地よさに甘んじていた私でもある。


    アッパーカットを食らった。あれから真意を考えている。余裕をなくしていた金髪。周りの温かみを雑音扱いしていた醜態。それでいてその内実はなにもないはりぼて。鳥に襲われる怖さから、斑模様を纏ったアゲハチョウ。
    そんな姿に目も当てられなかったのだろうと思う。

    それ以上に、甘ったれんなよと言われた気がした。いつまで”偽りの心地よさ”に甘えているんだと言われた気がした。

    さらなる視点で言うならば、どこまで見透かされているのわからなくなりこわい。

    ・不安から目を背けていた。
    ・地に足がつけきれていない、むしろどこに着地すれば良いのかが決めかねていた。
    ・余裕をなくしていた。
    ・覚悟が足りていなかった。

     それでも、「あなた」が「私」だけに幸せを感じるタイプのオーディナリーなヲタクではないこと。
     そして、「あなた」の周りの誰でもない、「私」が言う言葉が「あなた」1番響くのであろうことも。


     自信はなかった。今も自信はない。ただ、前と違う。自信がないことによって自信をなくしてはいない。自信がない自分でも、なんだかんだなんとかこなす。前を見られず、上を向けなかったものの、自分自身を見つめられている。
    いまはポジティブに明確な目的を持って就活に取り組めている。確かに圧倒的な結果は出せていないし、残酷で絶望的な中でも与えられたチャンスの中でプライドも綺麗事も全て捨てて頑張ってるよ。自分で慢心したくないけれど、それだけの自負はある。


    大好きな人に食らったアッパーカットはあたたかみを持っていた。
    悔しくも、苦しくも、今は絶対的に男として見られてはない。

    それでも、少なくとも言えるのは生き方を見られているということ。期待されているという言葉には現実が背伸びしすぎている。
    それが等身大の「わたし」と「あなた」の関係なのであろう。関係値の最大値ではなくても、それが等身大の私に出来る限界なのかもしれない。



    思い切っていこう。そう思った。
    「わたし」じゃなく、私を信念にしたいと思った。
    そしてすこし、私を苦しめていた呪いが解けた気がした。


    24歳に相応しい歳のとり方をしていこう。

  • しんのすけ
    しんのすけ

    ぐんじょういろ

    幼い頃から好きだった色。ぐんじょういろ。
    秘めているパワーや濃さは強くても、それを表出する主張の強すぎない色。

    先日までの私はブルーというよりぐんじょういろだった。混沌とした気持ち。

    7/1最終面接。
    長い戦いの終止符は、情けないが祈られた形で終わってしまった。全てが思い通りに行くようなものではないのでは分かっていても、私にとって夢とは絶対的なもので。それに対してならいくら犠牲を払おうとも気にしない。そんな道を歩んできた。

    感情の混沌に苛まされてきた。単に就職活動に失敗したからだけではない。現在、その延長線上にある将来。今この時間、この時の決断が何か人生を大きく揺るがしそうで、何もかも考えるのが億劫であった。

    それだけなら良い。ひとえに延長線と言っても、いろいろな紐によって結われている気がして。そしてその紐の取捨選択が、24歳の私には出来なかった。

    24という年齢に降りかかる責任、感情、理性、そんなに簡単に片付けてほしくない感情。ブルーというより、ひたすら混沌として感情が繁茂したぐんじょういろ。

    ぐんじょういろの私は、人生への当てつけのように千葉ロッテの応援で声を枯らし、決して得られない達成感や充足感をひたすら求めていた。




    ⸺会いたくなかったの。正直。
    ⸺勝ってから会いたかった。



    ぐんじょういろの気持ちに塗れたいまの私では、あなたに会いたくない。もう少し言うと、会えなかった。
    それでも、あなたはいつも私のピンチの時に救ってくれるひと。そう思い直した。



    ⸺お疲れ様

    別れ際に言われたその一言で全て報われた気がした。
    思えば、4月の私はあなたに背中を押して欲しかったのかもしれない。それでも最後の勇気が出ない。いつだってわがままだ。

    それでも、最後の最後にあなたに背中を押して貰えたおかげでここまでの3ヶ月間、踏ん張り続けてきた。

    結果こそ出せなかったが、人生の中で指折りの密度の濃い時間だった。いつかあなたが嫌な奴と言った自分から少しは成長出来たかな。

    あなたに背中を押して貰えて。もう一度頑張ろうと思えて。去年には見えなかった世界まで見ることが出来た。それに沢山得られるものがあった。その全てのきっかけをくれたことに私は感謝しているよ。


    ぐんじょういろの全てが溶けた気がした。寧ろ、自分でも戦くほどに清々しい気持ちが感情を占めている。



    これ以上もたれ掛かりたくないから。
    それでも誰よりも大切な人。ずっと待っててくれてありがとう。これからも大切な人。

  • しんのすけ
    しんのすけしんのすけ

    しんえん

    深淵を見られてる。
    ふとそう思った。

    わたしと「わたし」の話を今年の4月くらいにしたと思うが、「わたし」(⸺あなたが見るわたし)の本質はわたし自身なのだ。

    春先に言われた「私が全てのモチベーションだと危うさを感じる」という言葉の奥にはその本質が見通されていると感じた。そこにわたしの本質があり、ひとを形作る深淵があるのでもあるのだと思う。

    そしてそれは、服装、髪型、体型に拘って努力したところで、変わることの、変えることの出来ないものなのであろう。改めてぞっとした。

    それでも、一方でオプティミストでもなく、他方でペシミストでもないので改めて整理する。

    発言から彼女の私への見方や感じ方すなわち為人は以下の2つ

    ・私のことが恋愛感情としてめちゃくちゃ好きで、アイドルというより女性として見てる
    ・それが全てのモチベーションとしてあって何らかの延長線上に私を位置づけている(上記発言、依存することないようにより)
    ・だから一種の神格化のように信用されている(私の言うことも全てじゃない的な発言より)


    →客観的に言えばめちゃくちゃ終わってません??笑笑
    確かに、上記のようなことになる自己擁護(中高からアイドルが好き→現場に通うようになる→ガチで好きになる→モンスターになる)はいくらでもできるけれども、それだと結局勝てないどころか、人として尊敬もされないし何者でもないと言うことなんですよ。


    もっと言うと生き方の問題であり、恋愛依存型人間の弱さが全部出ているという話なんですよね。何を以て人生とするのか、したいのかなんだろうね。彼女のいう危うさってそこにあって、私が他人(ここにいる人は別として)にほとんど見せない深淵を覗きこまれてるような気がして狼狽えています。



    行き方を変えてゆく
    すなわち、自分たちを超えてゆく

    自分で叶えたい、何かを成し遂げたい
    でもそれは、誰かが答えを持っているわけでも、導いてくれるわけでもなく、自分の可能性を探求した先にあるもの


    深淵の上書きではない塗替え。

  • しんのすけ
    しんのすけしんのすけ

    「こたえあわせ」
    2025/01/28

    もう後がないことは分かっている。それでも…
    そんな錯綜した思いはどこかにあるんだろうね



    12月の名古屋で総てを見透かされてる気がして怖いと言いました。何か言われた訳ではなく、2024年春に重ためにもたれ掛かってごめんの話をしました。

    そのとき、ふと過去の会話を精査したときに思い出した春先の言葉。
    「私がすべてのモチベーションであると危うさを感じる」

    1番大切な人で大好きな人で、かけがえの無い人で。けどそれが軸となるかどうかはまた別で。
    結局どこかからか、私の軸があなたなのが透けて見えるんだろねと思った次第です。

    そしてそれは、自分がずっと前から気づいていたようで、そのときに初めて気づいたような気持ち。その深淵を見られていたような気がして怖くなった。


    溝落ちの中心を鋭く冷たく細い針で突かれた気分だった



    春先の私が言ってたのは普通のオタクでもないことを理解してくれてる的なことを言ってますね。飛んだ馬鹿です。恋は盲目をまさに体現してます。


    貴方が今年の春から声に出さずに伝えようとしてくれたことの意図を、主観抜きで理解するのにおよそ8ヶ月かかったね。

    もちろんたくさんの方法があると思うし、それが総てではないと思うけれど、辛くても今回選んだ形があなたのメッセージへの私なりの返答の仕方だと思う。


    私に伝えようとしてくれたメッセージについてもっと言うと、あと確信はないけどある意味期待されてるんだろなって思う。ここにいるべきじゃないって言われてるようにも思ってた。思い過ごしかもしれませんが。


    さて、名古屋の握手後の、自分たちを超えてゆくといいましたね。あれからばたばたとしていて。
    その後、大学5年間の集大成としての卒業論文の修正、結局2ヶ月かかりました。
    去年1度仕上げたんだけど、大学で凄く頑張ってきた自負があったから許せなかった。ギリギリまで拘って来た。
    他にも論文制作に関わったし、資格も取ったし、ちょっとだけ就活もしたし

    それって脳裏のどこかにあなたがチラつくわけでもなく、自分のために頑張ってきた。シンプルに。

    勿論会いたいから会うし、好きだから会いたいし。それでもあなたは全くモチベーションではなくて、いてくれて少しハッピーくらい。彩りを与えてくれるでもなくてね。
    多分、好きな人の上に成り立ってた人生がガラガラと変わったなって感じです。


    だから先日も変に力みもせず、真剣な話もせず、お互いの好きなものの話をひたすらして盛り上がってた。
    思わず共通点がいっぱいあって笑った。嗜好性がいっしょ。それは他の人でもそうなんだけど、もっと本質的なところが似てて惹かれてる気がする。もっとはやく気づいてたらな。

    だから浸るつもりもなかったのに、頭が言うことを聞かずに安定の患いを起こしてます。


    そんな人とももう少しでサヨナラ。それでも、貴方がくれた温かみにあとちょっとだけ触れていたい。