昨日は堀江さんのブースでもお話を伺いました。
堀江さんの目から見た厨房には
「なんでこうなの?こうすればもっと簡単じゃん。」
「何で未だにこんなことやってんの?」
ということが沢山あって、その
"変じゃない?"
"変えられないの?"
のリノベーション頭脳に触れられたことはとても刺激的でした。
出来るだけ早く正確に仕事を流していくのが重要なコンビニでは動線やどこに何をどう置くか、まで考えていかないとすでに店が回っていかない現実があります。
個店でできることはまだまだあるはず。
思考を柔らかくして
「なぜ?」
「どうして?」
を常に問いながら働くことの重要性を気づかせていただきました。
1つの事業は単体で始めているようでいて、1つのムーブメントには実は色々な意味や枝葉をつけていて、1つを始めることで色々な歯車が同時に動き出すような仕組みを構築している、ということ。
1つの仕事に色々な意味を持たせること、今よりもっと出来るだけ沢山の枝葉をつけていくこと。
この思考の仕方を忘れずに。
意識していこう。
もう1人の登壇者、浜田さんは
この頃の海外の有名高級レストランでは、お店を小さくして、シェフとお客様の距離を近くする傾向にある、とおっしゃっていました。
スナックのように、とにかく店主が来ないと始まらない…的な。
シェフが少数のお客様のために全てを取り仕切って料理をお出しするようなスタイルになり始めている、とおっしゃっていました。
そこで私の頭に浮かんだのは大阪の超名店。
あのお店もカウンターで、6人くらいが最大で、シェフ自らお客様にサーブしてくださる。
長きにわたり鉄壁のスタイルを続けておられるのだ、と居心地の良い秘密を教えてもらったような気持ちになりました。
人手不足はやはり飲食店でも深刻。
最終的には超高級店とコンビニになっていく、と堀江さんはおっしゃっていて、やはりそこか、と妙に納得しました。
(逆に言うと、そこを見据えて動けていないコンビニはどこかに吸収されちゃうよね、ってゾクゾクしてしまった)
お話の始めのほうで、あの💖ステーキのサンドイッチとメンチカツのサンドイッチが振るまわれました💞
「徹の部屋」で羨ましく思っていたので、すごく嬉しくて、一瞬迷って、やはりステーキのサンドイッチをいただきました。
もちろんシャトーブリアンではなかったですが(だってシャトーブリアンサンドは1切れ5000円、4切れで2万円ですって🤗)
あっさりとしているのに味わいが豊か、肉のおいしさを邪魔しない控えめソースは
ソースだけのお味見を熱望するほど印象的でした。
パンの厚さ、肉の厚さ、口の中で咀嚼した時の分量の加減が私には完璧。
もぐもぐしながら
「飲み込みたくないよ……」
と久しぶりに感じた一切れでした😋
食べ歩きをお仕事にしていらっしゃる浜田さんにひけを取らない情報量の堀江さん。
彼の頭の中には情報が整然と並んでいるんだろうなぁ、と羨ましく思いました。
質問をされた方にキチンと目を合わせ、丁寧に気遣いながらお答えになっていた堀江さんを拝見して、世の中で言われてきている堀江さんとはとても大きなギャップを感じました。
堀江さんは誰に対しても
「ググれカス」
って言うんじゃないし、そこだけを切り取って一人歩きさせちゃう人がいるからの結果なのでしょう。
ずいぶんと損しちゃっているけど、きっとご本人は
「人の言ってることなんて知るかよ、そんなに暇じゃない。」
っておっしゃるんだろうな。
ずっと堀江さんの本は拝読してきたけど、昨日はすっかり堀江さんのファンになって帰ってきました。
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