☆アマデウス
高校時代管弦学部に所属しながらクラシック音楽にそこまで思い入れがない自分が鑑賞。下品なモーツァルトの笑い声が最高。サリエリが作曲したモーツァルトの歓迎の曲を皇帝がたどたどしく弾く場面、自分も高2までピアノを習っていたのだが、自分もこういうたどたどしい演奏しかできなかったなあと懐かしくなる。モーツァルトの奥さんのおっぱいもなかなかよかった。サリエリがどうやってモーツァルトを殺したのかという点に注目していたが、もっと直接的な殺害方法を予想していた自分の浅ましさに呆れる。サリエリはじわじわとモーツァルトを追い詰めていた。しかし病床で最後の力を振り絞って指示を与えるモーツァルトと必死にその指示に従うサリエリ。素晴らしいシーンだった。世界史で習ったヨーゼフ2世が登場して興奮。第1次世界大戦以前の200年くらいの歴史、各国が帝国主義のもとに徐々に世界大戦に向かっていくあの感じが割と好きだった。豪勢なフルコース料理を食べているような映画で大満足。
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