☆チェンジリング
アンジェリーナ・ジョリー演じる母親、すごかった。というか怖かった。外国人の顔、それも子供の顔なんかを覚えるのは苦手で、入れ替わった息子を見ても元の息子と同じ顔にしか見えなかった。こういう、映画の尺でいうと半分を過ぎたあたりでひとつネタバラシをしてしまうのってある意味賭けなんだろうけど、今まで観てきた映画はどれも後半にさらに盛り上がりが用意されていて全く飽きさせないのがすごい。この映画でいうと、どうも息子は既に凶悪犯によって惨殺されているようだということが分かるのが前半のネタバレなんだけど、後半の警察との戦い、さらにゴードンの裁判から死刑に至るまでの流れと目が離せない。しかし最後がモヤっとした終わり方で残念。実話を基にしている話だし、実際に最後まであの母親は息子を探し続けていたようだから仕方ないけど。
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