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木内(きゅーちゃん)

久しぶりの不協和音を聞いてモニターに映る平手友梨奈の顔を見ると取り憑かれたような眼差しがそこにあった。 不協和音には物語が存在する。楽曲から溢れ出る不気味さと詞に映し出される生死をもろともしない正義を貫く強い意志が「不協和音」という楽曲だ。 それが彼女達の楽曲へ憑依するパフォーマンスによって完成し、見聞きする人の心を掴んでは離さない欅坂46史上最恐の1曲となった。 一昨年のNHK紅白歌合戦で披露されそのパフォーマンスが話題となり、「悪魔の曲」と評される事もしばしば。紅白での披露以降、ライブでもその音が僕達の耳に届く事はなかった。 そして、来たる2019年9月 欅坂46全国ツアーFINAL in TOKYO DOMEにて、長い沈黙を破り不協和音が響き渡った。 会場は阿鼻叫喚とはこのかと思う程の肉声が東京ドームに反響し合う。 東京ドーム最終日である2日目の不協和音は盛大な盛り上がりであった。 またこの楽曲といえば平手友梨奈が発する「僕は嫌だ」が注目される。 今まで披露してくる毎にその一言への注目が集まっていった。 今回も当然のように注目と期待が高まっていた。 音が止まるその刹那に願い乞うように発せられた「僕は嫌だ」というフレーズに絶望、そして生への諦観の念まで感じさせた。 数万人いる中の1人である僕は涙が止まらなかった。孤独と闘い、世間とのズレに問いを立て、無関心を決め込むことの出来ない生き方というのは修羅の道であり絶望を背負って歩く事なのだと。 そして不協和音が終わりを告げ、今回のライブ最後の楽曲「角を曲がる」続く。 不協和音という物語に絶望しきった主人公は独り歩く事を決めたのだろう。 この楽曲は平手友梨奈のソロ曲である。あなたらしさ、普通、常識とはなんなのか。それらを求めやってくる大人たち世間にうんざりしてここから先の角を曲がる。 角を曲がるというこの世界線では生きていけないと踏み切る主人公の痛切な思いが感じる。 僕は今回の欅坂46全国ツアーFINAL in TOKYO DOMEで1人の少女 平手友梨奈という存在の尊さと儚さを身に沁みて感じた。またナイフを突きつけるかの如く僕達の心に響かせてくる魂の叫び。平手友梨奈という人物は何を考え何を思って生きているのだろうか。彼女を見ていると何故か共感し、彼女を求めてしまっている。上手く生きられない彼女の表現する全てが心に沁みる。平手友梨奈という存在がどこか僕の心の拠り所なのかもしれない。彼女の考えを生き方に寄り添い見ていたいと心から思う。 また、全てを与えこんなにも想像を掻き立たさせて下さっている秋元康さんには敬服致します。本当にありがとうございます。

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日記とリトーク
トーク情報
  • 木内(きゅーちゃん)
    木内(きゅーちゃん)

    じょんさんありがとうございます!😌
    遠くに住む、人生で何回会えるか分からない親戚のおっちゃんのようなじょんさん。
    こんな喜んでもらえて嬉しい🥲
    ありがとう!じょんさん!

  • 木内(きゅーちゃん)
    見城徹見城徹

    先週の木曜日と金曜日でNetflixオリジナル映画・藤井道人監督[パレード]を観た。藤井道人監督の作品は殆ど観ているが、金曜日に藤田晋のはからいで藤井道人監督と会食することになっていたため最新作の[パレード]を観ておきたかったのだ。キャストは藤井組とスターサンズのオールスターが出演し、総合芸術デザイナー藤井道人監督の映画への偏愛が貫かれ、死者と生者の交錯が見事な構成で描かれる。タイトルが何故[パレード]なのか?何故リリー・フランキー演じるマイケルに捧げられたメモリアル映画なのか?2022年6月に急逝したスターサンズの創立者・河村光庸プロデューサーへのリスペクトが全編を支えている。大学時代の一期先輩である河村光庸との奇妙に捩れ合っている運命のような関係を有する僕としては個人的にも胸に響くものがあった。
    人は失われた時を求めるように生きながら、未練を残してこの世を去る。河村・マイケル・光庸の思い出と未練とは何だったのか?河村が最後に行き着いた映画とは人生そのものだと強く思う。
    河村と強力なタッグを組み続けた藤井道人監督にしか成し得ない映画が、今、目の前に在る。

  • 木内(きゅーちゃん)
    見城徹見城徹

    カレーの隣りあるのは味噌汁です。念のため。
    KOMBUCHAは撮り忘れました。店は確か
    [大泉工場]という名前だったと思います。
    西麻布の交差点に行けば直ぐに判ります。

  • 木内(きゅーちゃん)
    見城徹見城徹

    朝11時から西麻布[ルフロ]。13時から広尾で鍼治療。14時頃から西麻布[大泉工場]でコンブチャ。14時半、六本木某ホテルのスポーツクラブで運動、サウナ。15時40分ぐらいに一旦帰宅。着替えて両国国技館に出発。16時半から相撲観戦。18時15分、向島の料亭[波むら]でフォーシーズの浅野社長らと会食。22時過ぎに帰宅。